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びわ湖の夕日 同じ湖岸で定点観察 2日目 金の波で白鳥のシルエット 

 金の波を撮った翌日のこと。今日は午後から夜にかけてお天気が崩れるとの予報でしたが、ひょっとするとこんな日こそ真っ赤に染まる夕焼けが撮れるんじゃないか?と思って、念のため昨日と同じびわ湖岸へ出てみました。

 そしたらですね、いつもは静かな湖岸が何やら騒がしいわけです。
 そう。コハクチョウの大きな群れが来て食餌をしていました。(^^)

コウコウコウコウと鳴く声がものすごくうるさい。食事中は静かにするって教わってないんかい!

 さあ、それならそれで予定変更。雲は出ていますが、何とか金の波に浮かぶ彼らのシルエット写真が撮れそうですので、がんばってみましょう。
 
 ま、そうは言っても、コハクチョウ達は河口の突堤の上にいる私を気にもせずに泳ぎ回って、目の前で夢中になって水草を食べてますから、私はただじっと座り込んだままでシャッターを切るだけなんですけどね。(^^)

若山牧水の「白鳥は かなしからずや 空の青 海のあをにも 染まずただよふ」という有名な短歌。
あの短歌に詠まれている「白鳥」はハクチョウではなくカモメであるという説が有力ですが、
ソレはソレとして置いといて。w 彼らは空や水の色が青であろうが赤であろうが染まらないし、
ただ真っ黒なシルエットになるだけ。それを悲しいとはこれっぽっちも思っちゃいないわけで、
私の観察によると「腹減った」と「もう帰って寝よ」くらいしか考えていないと思われます。w
まったく。情緒も何もありゃしない。w  それにしても飛びませんな。今夜はここで夜明かしか?

 これ、たぶん100羽くらいいたんじゃないかな。最近、例の田んぼでコハクチョウを見かけなくなりましたので、ひょっとするとあの群れがびわ湖の浅瀬へえさ場を変えたのかも知れません。

 ま、彼らは気まぐれですからね。
 よくわかりませんね。(^^)
 さ、帰ろ。



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