約3年間のエンジニア採用広報を振り返る〜もうすぐmofmof卒業します!〜
こんにちは!GWも終わり、季節が変わっていきますね〜!
突然ですが私、6月中旬をもってmofmofを退職します!
正直いつオープンにすべきなのかよくわかんないけど、すでに会社にも伝えているのでもういいかな?ということで筆を取りました。
現在は引き継ぐためのデータまとめとかノウハウをどう残すべきかを考えてる最中です。
そんなこんなで約3年?(産休・育休で半年くらい休んでたから実質2年半くらい)、mofmofに在籍させていただきました。
ここで勉強した「エンジニアの採用に向けた広報活動」に関してせっかく知見がたまったのに利用することが今後少なくなりそうなので、今回は私が数年やってきたエンジニアの採用広報についてちょっとまとめてみようと思います。
ただ、前提としてmofmofエンジニアの皆様と現役エンジニアである代表・原田の協力があってこそうまくいっていたのかと思います。(いやうまくいってたのかな?断言すると心配になってくる・・・w)
ともかく私1人の力ではないことをご承知おきいただいて、参考までにご覧ください!
エンジニア採用についてはあまり知識がなかった3年前
実は前回の転職では、妊娠が判明してから転職活動をしたんですよね。
知人にmofmofを紹介いただいて、原田と話して感激したことは今も覚えています。
・色々親身になってくれた
・妊娠中というハイリスクを受け入れてくれた
・話が論理的でわかりやすかった
・当時は週1リモート導入でも画期的だった
ということで、サクサクっと入社を決めました。
mofmofの前職ではサービス広報業務がメイン業務。採用広報はやってたけど、エンジニア採用についてはほぼ未経験(一瞬やったくらい!)
そのため、バックエンドフロントエンド、Railsなどなど特有の「エンジニア用語」「言語のざっくりとしたすみ分け」がまずわからんwってとこからはじめました。
当時の入社エントリーを見ると、3年くらいしか経ってないにも関わらず若々しさを感じる。w
イメージするエンジニアとは違ったmofmofのエンジニアたち
本当にありがたいことに、とても優しい環境でした。
エンジニアって気難しいというイメージを勝手に持っていたのですが、全然違ってmofmofのエンジニアの皆さんは過去も今も、話しやすく人が良い方しかいない!(これは断言できます!!)
なので、気軽に話ができたんですよね〜。パパエンジニアも多いので、子供の話で盛り上がったりもしたし、今となっては遠い昔の話だけど、お昼にみんなでご飯を食べながらボドゲをやったり、スマブラをしたりとサークルみたいな雰囲気でした。
そんなお昼休みにご飯を食べながらも、自然と技術の話が出てきたり、予定として定期的なテックトークのLTが組まれたりと、非エンジニアなのに技術にめっちゃ触れることが多い環境でした。
そんな職場環境でしたので・・・
・エンジニアが何に興味を持ちやすいか
・エンジニア界のトレンド
・mofmofに合う人物像(パーソナルな部分)
・非エンジニアとエンジニアの壁(mofmofはあんまないけど一般的な知見として)
などなどを知ることができて良い体験でした。こういうのって出社してると自然とわかるものだけど、フルリモートだと機会を作って行かないと撮って来られない情報だなとつくづく最近感じてます。
で、約3年何やったの??
mofmofで、私がとても良いなと思っていたことは以下の三つ。
・働きやすい
・人が良い
・技術に対して貪欲な人が多い
・エンジニア8割、エンジニアに優しい会社
ということ。ここをしっかり推していきたい。
そして、カルチャーフィットしたエンジニアさんに応募してもらいたいという思いで、採用広報を進めていきました。
で、ここがすごく重要だなと思うのが「エンジニアと一緒にやる」ということです。
何かを行うとき、切っても切れないのが「非エンジニアとエンジニアの壁」なのです。ここはねどうしようもないものです。
非エンジニアって強めなエンジニアは基本興味持ってもらえません。言い方を選ばずにいうと「技術のこと話せないあなたにあっても仕方ないでしょ?」ばりな。
だからこそ、エンジニアとともに動くことが大切なのです。
2018年〜2019年はオフラインイベント多数!
mofmofはエンジニアが8割を占める会社で、みんなとにかく優しいので何かと協力してくれます。
イベントも一緒に運営をしてくれたり、オフラインイベントを行っている時期は身ごもっている時期だったので、夜帯のイベントをエンジニアだけで開催してくれることもありました。(本当にありがたかったなぁ)
オフラインイベントは社内向け・社外向けそれぞれ行っていて、イベント案もエンジニアから出してもらっていました。自分から提案するものもあったけど、自分から提案するものは広報的に利用できる面での発案でした。
例えばこんなイベント↓
スマブラについては、その後部活が立ち上がり、企業対抗戦を行ったりしていました!mofmofにはスマブラ好きのエンジニアが多数在籍しているからこそ、スマブラミートアップが実現したのですが、想像以上の人気っぷりでオフィスの会議室スペースが密だったなぁと思います。
勉強コンテンツイベントは、未経験エンジニアも多く来社されましたが、イベント内容によってはスキルチェンジしたいエンジニアもちらほら参加していて、そこから採用につながったメンバーもいます。イベントから実際に入社したメンバーって意外と生き残ってる気がする。
他社合同でのエンジニアミートアップイベントもやりました!
下で挙げているのは、産休前ギリッギリでお腹ポコポコだった時代のものですw
この会では、使っている言語が同じという共通点から広報仲間の会社と一緒に実施しました。
他社合同でイベントを実施した際に悩んだことは、ターゲット層のエンジニアをひきこむにはどうしたらいいかということでした。どうしても未経験エンジニアもしくは経験が浅いエンジニアが多くエントリーする傾向がありましたので、コンテンツ内容に気を使いました。
「CTOとCEOのキャリアをもつ技術トップ2名が、エンジニアとしての生き残り方を語る!」ということで、それぞれの会社の技術者のトップが登壇し、パネルディスカッションをする形としました。これを決めるときもエンジニアからの意見を吸い上げて、どんなネタならきてくれれるかをヒアリングした上で決めています。
ここでも広報仲間に司会のサポートをしてもらって、広報の横のつながりがあったからこそ開催できたミートアップとなりました。
自分の提案で一番面白かったオフラインイベントはハロウィンですね〜!
これは社内イベントで、2年連続2回やりました! 渋谷だからという理由でハロウィンしましたが、当日ではなく事前にやっていたので、この格好でうろつくなどはしてませんw
ハロウィンのドーナツ可愛かったなぁ。
2020年以降はオンラインイベントを頑張った!
2020年2月中旬から元々の週1日テレワークから、フルリモートワーク勤務に移行。
ご存知の通りの社会情勢で、オフラインイベントは開催できない状況が続きました。そこで、2020年以降はオンラインイベントを試行錯誤して実施していました!
2020年の序盤は社外向けのイベントも行っていましたが、あまりしっくり来ず社内向けに完全にシフト。
イベント自体もリモートでなかなか難しい社内コミュニケーションを活性化するためのイベントを多く実施していました。
こんなイベントをやってました!(一部です)
オンラインイベントでも実は他社と合同で実施も行いました。
ここで挙げているのは広報の繋がりで実現した会!
受託開発の会社は正直なかなかエンジニアから興味を持ってもらいにくい部分がありますが、この合同イベントは、参加申し込み100名を超える盛り上がりで感激!一緒に企画して広報同士も仲良くなれてとても良い会になりました!
ちなみに、こういったイベント実施の際は社内向け・社外向け問わず、記事にしていました。(序盤はwantedly・最近はnote)
情報を残す理由としては、接点を増やすためです。情報がストックされていけば、候補者が会社のことを調べるときに多角的な視点でみてもらえるかなと感じるからです。
(とはいえ中堅以上のエンジニアの方々、そんなに会社情報を見てくれなかったりします。変わった取り組みをしているという口コミという部分も現実的には多かったかもです)
イベントに関しては、メンバーのモチベーションアップにつながる物も多かったかなと思っています。採用広報としてもそうですが、社内広報としてプラスなことはできていたのではと感じています。オンライン運動会は日経MJへの掲載にもつながりました。
社外のアワードに応募した
エンジニア発案の社内制度「アフ6パラダイス」や、社内広報でイベント頻繁に行っていたこともあり、これは知名度を上げるチャンスかも?!と思い、アワードにチャレンジしました。
結果、受賞にはならなかったものの、惜しいところまで進み、ページ掲載をいただくことに成功!ホワイト企業認定も取得し、働きやすい会社のエビデンスを獲得・候補者にもイメージしてもらいやすくなりました。
働き方系のアライアンス・集まりへ積極的に参加した
TDMテレワーク実行委員会に参加し、子連れテレワークを実施した際に東京都の方と繋がり、そこから私の発信を見てくださっていて、なんと東京都のスムーズビズサイトでの取り組みを取り上げていただくことにも繋がりました。(驚きの展開でした)
採用広報領域の露出とは少し異なりますが、TDMテレワーク実行委員会絡みの露出はあり、mofmofはなるべく電子契約でハンコ利用が少ないので、ハンコ供養祭に参加しました。
付随してハンコレス関連で日経新聞や産経新聞への露出することもできました。本当に感謝!(次の会社でも参加したいと思っています)このTDMテレワーク実行委員会は、現在企業だけでなく地方自治体も参画していて、さらに拡大していくのではないかと思っています。
他にもいくつかのアライアンスに参加し、積極的な活動を進めました。
もちろんですが、王道の社員インタビューも掲載してました!
やっぱりコンテンツとして強いのが社員インタビュー。私のやり方は書いてもらうのではなく30分くらいミーティングして聞いていました。(これはオフラインでもオンラインでも)
最近副業で社員インタビュー記事の編集みたいなのもやってますが、どんなターゲットにどう読んで欲しいかがすごく重要だなと思っています。
最初から最後まで聞いた順じゃなくてもいいので、記事の目的に合わせた流れを作って編集するってことが大事だと。あと話している内容をそのまま記載するのではなく、読んでもらいたいターゲットに合わせて補足する必要もあったりします。だからこそ、誰にどう読んで欲しいかを念頭に置いて編集することが重要なんですよね。それはタイトル設定にも関わってくることです。
採用広報だけでなく、採用実務もやってた
採用広報を振り返っていますが、小さなベンチャー企業(従業員数20数名規模)なので、応募者管理などの採用実務も行っていました。
一時期はスカウトもやってたのですが、時間&金額対効果が見合わなくてスカウトはやらなくなりました。汗
ただ、リソースには限りがあるはずなので、取捨選択することは大事だと思っています。
実際スカウトを行わなくともwantedlyをしっかり運用することで、月50〜70件の応募水準はキープでき、最大で月約120件ほど応募があったこともありました。
(ここの応募数はエンジニア職種のみで、ここから経験者のみにお声がけし、面談や技術試験を掻い潜って入社に至るまで、最終的には約1%です。)
そんな中、書類選考やスカウトをする上、わからなかったエンジニア知識の習得にこの本めっちゃ助かりました!!
ざっと使っていたツールはこんな感じ
Lapras・・・スカウトメールに時間がかかりすぎて挫折。エンジニア上がりの人事の方なら効率良く運用できて良さげ。GitHubからスコアを算出してくれるのはとてもわかりやすかったし、GitHubのコミット数とか素人目でもみやすかったので、データをみつつスカウトできるのはとてもいいサービスだなと思う。
wantedly・・・ゴリゴリ運用してました。簡単にいうと、毎週あげ直し・同じ募集で大体3本・タイトルこだわる。この3点をポイントとして動かしていました。ストーリーからの流入ははじめのことは結構あったものの、今はあまり期待ができないので、募集更新頻度をしっかり保つことが大事だと思っています。
Green・・・適度に運用。スカウトをする余裕はなかったので、週1回程度記事のどこかを修正(タイトルor写真が多)、アプローチ管理で保存条件を作っておき、新着でいい人いたらいいねを押す運用をしていました。
新着でいいねを押すと返信率高い気がする。
YOUTRUST・・・個人アカウントで募集出し、盛り上がってるときに投稿
Meety・・・代表のプロフィール登録はしてあって、特集に組み込んでもらった
wantedlyは担当営業さんもついてくださってて、たまにメールをくれてお話ししたときにちょっとしたアドバイスをいただいたりもしました。一時期未経験エンジニアだらけで疲弊しましたが、最近少し改善傾向にある印象です。
月の応募の7〜8割wantedlyでしたので、wantedly運用悩んでる方にはちょっと力になれるかも?!ご興味のある方はお知らせください〜〜!
ちなみに管理は結構アナログで、スプレッドシートを利用していました。多分採用DXツールを使った方がスピーディに採用管理できたんだろうと思っているけど、そこに予算を張るなら別に使いたいという思いがあったのでがんばりました・・・w
終わりに(副業先探してます!)
6000字を突破してしまったので、ここら辺で一旦止めようと思います。
辞める私がいうのもなんですが、正直mofmofはとても働きやすい会社だと思います。エンジニアにとってはメンバーが皆高め合っている環境で、技術を深めたい方にはうってつけの会社だと思っています!
ぜひご興味のある方は、mofmofに応募してみてください!(辞めるのにそう思える会社って、やっぱ素敵だと思うんですよね)
以上!ふりかえりでした。
まだしばらくmofmofの一員ですので、最後までどうぞよろしくお願いします!!
最近バタバタで、個人的なnoteが全然かけてないなかったのですが、理由の一つが転職活動でした。
新天地の話とワーママの転職活動についてはまた追々・・・!
そして副業の契約が終わることになったので、転職先の次はゆるっと副業先を探してます。
採用広報、広報全般で副業メンバーをお探しの方いましたら、ぜひお声がけください✨
それでは!!!!