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1111_私の折り紙

【140字小説】
私が幼稚園児だったころ、近所の秋祭りに行った。何ということもない小学生お手製のゲームに参加し、折り紙の星をもらった。キラキラも瞬きもない星のそれであったが、私にはたった一つの特別な星となり、折り紙で星を作れることにも感動した。それ以来、私はずっと折り紙で特別な星を生み出している。

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