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1017_いつも通り

【140字小説】
いつもと同じ毎日が、今日も終わろうとしている。中途半端な仕事終わりに後ろ髪を引かれながら、家路を急ぐ。いつも通りに保育園に着いて子どもを自転車に乗せる。全てはいつも通り。でも、もう空は暗いし、ふぁんと香る金木犀も、いつからか少し重くなった後部座席が昨日と違う気がする。そんな日々。

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