0821_朝露
【140字小説】
草木が揺れ、虫が鳴く。鳥のさえずりが聞こえ、磯の香の風が吹いた。「気持ちいいね」心からの声を子供が言うので、私も「そうね」と心から答えた。空を見れば大きい。同じように見上げる子には私のそれよりも大きく見えることだろう。朝露に同じ景色をがあった。子どもと同じ瞬間を私は生きている。
【140字小説】
草木が揺れ、虫が鳴く。鳥のさえずりが聞こえ、磯の香の風が吹いた。「気持ちいいね」心からの声を子供が言うので、私も「そうね」と心から答えた。空を見れば大きい。同じように見上げる子には私のそれよりも大きく見えることだろう。朝露に同じ景色をがあった。子どもと同じ瞬間を私は生きている。