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1104_電球の下

【140字小説】
やたらと眠気が襲ってきてはその都度、夢現となりながらも顔を上げる。電球がむき出しである。きらり目の端に煌めきがある。顔や視線を動かしてみると、その煌めきもゆらゆらキラキラと揺れて綺麗。目を見開くよりも、閉じかけたほうが煌めきは増す。ゆらキラゆらキラ。私はだあれ。そっと目を閉じる。

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