![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168622238/rectangle_large_type_2_36e562d5f457fe9efc785bbf098698a4.jpeg?width=1200)
0104_カフェ
【140字小説】
昼過ぎにカフェに来た。客は私の他にはない。私の「カフェラテください」の声は空を切り、ヒヤリとどこからともなくすきま風が吹いた。私は持参した気に入りの文庫本を開き、読み進める。気付くと目の前にカフェラテがあり、温かな湯気が立つ。口に運び一口飲んだ。店員もいなければ、あなたもいない。
【140字小説】
昼過ぎにカフェに来た。客は私の他にはない。私の「カフェラテください」の声は空を切り、ヒヤリとどこからともなくすきま風が吹いた。私は持参した気に入りの文庫本を開き、読み進める。気付くと目の前にカフェラテがあり、温かな湯気が立つ。口に運び一口飲んだ。店員もいなければ、あなたもいない。