10年続けてきたTwitterに鍵をかけた理由。心を開くから、“ノック”してほしい。
あけましておめでとうございます。
編集・タレント・広報で「伝える」を仕事にする坪井安奈です。
2022年で複業9年目に入りました。
突然ですが、2022年はTwitterの使い方を変えてみることにしました。
具体的には、アカウントに鍵をかけました。
Twitter:https://twitter.com/anna_tsuboi
今後、私のツイートはフォロワー以外には表示されなくなりました。
とはいえ、
では、なぜ、わざわざ鍵アカにするのか?
今回はその理由を書いていきます。
温度を感じられるやりとりをしたい
大学生の頃にTwitterを始めて、10年以上が経ちました。当時はまだ利用者も少なかったですが、今や日本の全世代で4割ほど、私と同じ30代だと約半数の人がTwitterを利用しているそうです。
著名人やインフルエンサーに限らず、今ではビジネスやブランディングなどを目的にあらゆる人がTwitterを”運用”するのが当たり前になりました。
私も自分のタレント業ではもちろん、編集・広報業などでもシェアすることが多いので、Twitterは活用すべきSNSであることに変わりはありません。
でも、新年を機に私はTwitterに鍵をかけることに決めました。
理由はいくつかありますが、一番は
これに尽きます。
最近ツイートしていて、
「これって “何のために“ ”誰に向けた” ものなんだっけ?」
とモヤモヤすることがすごく増えてきました。
これは私の性格上の問題でもあるのですが、どうしてもツイートする時に過度に“忖度”してしまうんです。
「誤解される表現になってないか?」
「無意識に誰かを傷つけていないか?」
「断定したり、偏った意見になってないか?」
こういう視点を持つことは大切ですが、それを考えすぎて、たった140文字にものすごく時間がかかってしまう。
そうして悩んだあげく、「おはよー!今日も晴れで気持ちがあがる!」みたいな、当たり障りのない内容しかつぶやけないことが増えました。
そう、まさにこういうツイート。
そして、ツイートした後に自問自答が始まります。
“誰かのためでもない” はたまた ”自分のためでもない”、謎ツイート(笑)。
最初はもっと何か別のことを言いたいと思ってスマホをタップしたはず。なのに、あれこれ考えるうちに最終的なアウトプットがこれになってしまう。
ツイート自体は、一見やる気に満ち溢れた前向きな印象を受けるかもしれませんが、そこに私の”温度”はもうほとんどないのです。
そんなツイートなのだから当然、そこからリプなどでやりとりが始まることも少ない。そういう温度がのっかっていないTwitterの世界をもう抜けたいと思ったのが、鍵をかけようと思ったきっかけです。
本当は、鍵をかけなくても自分自身が忖度しなければいいだけの話。
でも、性格的にやっぱり無理なんです(苦笑)
2021年は自分なりに忖度しないようにしたつもり。実際、以前よりは自由にツイートできるようになったと思います。でも、やっぱりまだ、“フォロワーのフォロワー”や”ふと覗きに来るかもしれない仕事相手”、ひいては”世の中”などを気にしすぎてしまう自分がいました。
というわけで、私は鍵をかけるという手段で、自分自身をもう少しだけ解放してあげたいと思います。
心を開くから、ノックしてほしい
では、鍵をかけたら何が変わるのか?
“鍵”と言うと、どうしても閉鎖的なイメージがありますが、
最初に書いた通り、フォロー申請をくださった方は基本全員ウェルカムな全承認制です。なので、鍵をかけることで私が求めるのは“外部から入れなくすること”ではありません。
そうじゃなくて、「私も自分の心を開くから、入ってくる時にはノックして、あなたが誰なのか知らせてくれないかな?」というのが鍵の意図です。
先ほど、”誰に向けた”ツイートをしているのかわからなくなったという話をしました。でも、本来はフォローしてくれている人へ向けてツイートするはず。そして、そこでの相互のコミュニケーションをもっと深く楽しみたい。
だからこそ、あえて鍵をかけて“承認”という手順を踏むことで、フォローしてくれた人(ノックをして私の世界へ入ってきてくれた人)への意識が高まって、自分の思いや考えを温度をのっけた状態でツイートできるんじゃないかと思ったんです。
実際、私は今オンラインサロンを1つやらせてもらっているんですが、そこでは本来の自分に近い状態を見せることができているんですよね。
場を少しだけクローズドにすることによって、緩むものもある。
今後は、ある意味でクローズドになったTwitterの世界で、もっと温度を感じられるやりとりをしていきたいなと思います。
とはいえ、ノックするにも情報が必要ですよね。
ということで、notionに「どんな人なのか?」がわかるプロフィールをまとめました。(今後、どんどん書き足していく予定)
よければ、覗いてみてください^^
バズも炎上も要らない。クローズドな温もりに惹かれる
今後、いろいろな仕事をしていく上でTwitterを鍵アカにするのはデメリットもあるだろうと思います。
今はツイートひと言でニュースにもなり得る時代。
そんななかで鍵をかけてしまえば、自分のツイートでバズる可能性はゼロになるし、新しいフォロワーも増えづらくなるでしょう。
でも、いいんです。
私はバズがほしくてTwitterをやっているわけではないし、誰でもいいからとりあえずフォロワーを増やしたいわけでもない。
だから、それらの可能性は放棄します。
もちろん少し勇気はいりますが、私が今優先したいのは数よりも温度。
少しでも私に興味を持ってフォローしてくれた“温度のある人”と、”温度を感じられるやりとり”をしたい。
だから、2022年は試験的にTwitterに鍵をかけて、自分の発言がどう変えられるかやってみたいと思います。
ちなみに、鍵をかけるのはTwitterのみです。
InstagramやFacebook、YouTubeなどは引き続き全体公開のままにします。
私がモヤモヤを感じるSNSは、今のところTwitterだけなんですよね。まぁその話はまたいつか。
いろいろと書きましたが、改めて・・・!
ということで、少しでも興味を持ってくださった方は気軽にノックしていただけると嬉しいです^^
2022年もどうぞよろしくお願いいたします。
坪井安奈
Twitter https://twitter.com/anna_tsuboi
Instagram https://www.instagram.com/tsuboianna/
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