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死の間際に頼りになるもの ルアンター•シンサット師

信じられますか?

死ぬ直前というものは

それは恐ろしいと感じるのです

独りで行かなければならず

誰も知っている人はいません

そして

誰も私のことを知っている人がいないのです

暗く恐ろしいのです

何に出くわすかもわかりません

家に財産があろうが

友や妻や子供がいようが

その時は独りで行かなければならないのです

誰も居なくなってしまい

独りで行かなければならないのです

掴めるものは何もなく、ただただそれは恐ろしいのです

その時、あなたは金持ちになりたいとは思わないのです

何も自分を助けてくれるものはありません

医者も助けることはできません

ただ

確信を持てる事は"善きことを行った"そのことなのです

そのことが拠り所となるのです

ですから

悪業を行うことはこの上なく恐ろしく感じるのです


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