ソンクラーン(仏像に水を掛ける)ルアンポー・プラモート師
ある日、私たちは本物のブッダに出会うのです
本物の仏陀に出会うのであれば
私達の心は清浄にならなければなりません
心を清浄にするのであれば
戒とダンマで
汚れた心を
清浄にしなければなりません
それは
仏像を水で洗い流して
綺麗にするようなものなのです
ですからソンクラーン(タイの水かけ祭り)は
仏像に善く水をかけてあげるのですよ
水を掛けてあげるべき仏像とは
私達の心の事なのです
善くない心に向けてなのです
もしも私たちの心に
戒とダンマを持って
水を掛けてあげられるのであれば
清浄になっていくのです
煩悩を洗い流していけるのです
綺麗に洗い流していくのであれば
仏陀になっていくのです
ですから
ソンクラーンは
サティとパンニャー(智慧)を高めていくのですよ
楽しみを貪ってばかりではいけませんよ
仏暦2566年4月15日