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An-Nahalの2024年をまとめました📝

「多様な人材が協働する社会を作る」をビジョンに掲げ、企業そして社会のダイバーシティ&インクルージョンを推進するために様々な取り組みをしてきました。

An-Nahalが1年を通して行った様々な活動を紹介します。目次から気になるトピックスがあれば、クリックしてすぐ読めますので、あわせてご確認くださいね🌈


異文化メンタリングMILE:30社29か国が参加

現在第6期を迎え、合計で30社・29カ国の方にご参加頂きました。

外国人留学生と日本人ビジネスパーソンが4ヶ月間のメンタリングと全4回のワークショップを通じて、異文化環境におけるコミュニケーションスキルや多様なチームの強みを活かすマネジメントスキルを磨きます。

▼MILEに関する詳細はこちら

相互メンタリングによる、意識行動変容に関する研究報告シンポジウムを開催

An-Nahalでは2021年度よりトヨタ財団の助成を受け、横浜市立大学吉永教授と協働で、異文化メンタリングMILE に参加した留学生と、日本企業に所属するビジネスパーソンの意識行動変容について研究をしてきました。

3月に研究発表の場として、シンポジウムを開催しました。当日は、北欧最大規模のメンタリングプログラムを展開するSofia氏による基調講演を始め、2年間の研究成果の共有、プログラム参加者によるパネルディスカッションなど盛りだくさんの2時間でした。

▼トヨタ財団の助成プロジェクトの詳細はこちら

▼シンポジウム当日の様子はこちら

組織内での実践を想定した相互メンタリングハンドブックの作成・公開

さらに、上記の研究結果をもとに、相互メンタリングの進め方ハンドブックを作成しました。実践から得られたノウハウや、相互メンタリングを組織で導入する際の進め方、実際にプログラムで使用したワークシートなどが詰まっています。
D&I推進に向けた新たな人材育成手法としてぜひご活用ください。
▼ダウンロードはこちら

第13回日本HRチャレンジ大賞 奨励賞授賞

日本HRチャレンジ大賞(主催:日本HRチャレンジ大賞実行委員会、後援:厚生労働省、中小企業基盤整備機構(中小機構)、東洋経済新報社、ビジネスパブリッシング、HR 総研(ProFuture))とは“人材領域の果敢なチャレンジが日本社会を元気にする”をキャッチフレーズに、人材(HR)領域で優れた新しい取り組みを積極的に行っている企業を表彰するものです。

審査員からは、外国人留学生と日本人のビジネスパーソンが双方のメンターとなる相互メンタリングにより、管理職の多様な人材マネジメント力向上と留学生のキャリア開発・定着支援を両立する優れたサービスであると高く評価されました。

日本の人事部「HRアワード2024」プロフェッショナル部門組織変革・開発部門 入賞

日本の人事部「HRアワード2024」(主催:「HRアワード」運営委員会、後援:厚生労働省)のプロフェッショナル部門組織変革・開発部門に入賞しました。HRアワードは、人・組織に関する取り組みを対象にした表彰制度です。
残念ながら最優秀賞・優秀賞の受賞には至りませんでしたが、投票いただいた皆さん、ありがとうございました🙌✨

D&Iパートナーシップの広がり

単発の研修にとどまらず、長期的に組織にあったD&I推進を実現する伴走役として『D&Iパートナーシップ』を提供しています。
2024年の取り組みの中から、事例を3つご紹介いたします。

シミックホールディングス株式会社様

2023年8月からD&Iパートナーとして、グループの企画・実行支援、D&I推進有志グループ「RO-DE&I(ロディ)」の活動支援及びメンバー向けリーダーシップ開発を行いました。
活動開始から1年を迎え、メンバー主体の多岐にわたるテーマを扱っており。社内活動を中心に成果が様々生まれてきています。

▼シミックホールディングス様との対談はこちら

富士通コミュニケーションサービス株式会社様

富士通コミュニケーションサービスで実施している、次世代リーダー育成プログラム、BLT(Business Leadership Training)。

これからのビジネスをリードしたいという意欲をもった約20名の社員の皆さんが、半年間、様々な課題やワークに挑む企画において、周囲との協働を体得する趣旨で、弊社の「多文化協働ワークショップSHIP」を実施いただきました。
SHIPとは留学生や社外人材を交えた多国籍チームで、与えられたお題に対して、ゲストのストーリーテリングやアイデア発想ワークを通じ関係構築からプレゼンまで取り組むプログラムです。

今回は「2060年の新しい学校をデザインしよう」というテーマに対し、起業家・研究者・クリエイターというバラエティ豊かなゲストのストーリーテリングをインプットに、多様な国籍・世代・専門性をもつチームで取り組みました。

横浜市様

女性職員育成プログラム「Next Leadership Academy」の企画・実行における伴走支援を提供しました。

キャリアに対する不安や悩みに向き合い、前向きに捉えられる状態を目指すことを目的にしたロールモデルとしての組織外講師のアレンジや、多業種6社の合同座談会の企画運営を実施しました。

企業、学校、自治体での講演やワークショップ:2000名以上が参加

企業のダイバーシティ&インクルージョンに関する講演から大学でのキャリア講座、国際コンベンション等で講演、ファシリテーション、モデレーターを実施しました。

【講演事例】
第13回アジア・スマートシティ会議、内閣府青年国際交流事業「世界青年の船」、横浜市、港区立産業振興センター、横浜市立大学、横浜国立大学、神奈川大学、中央大学、JWLI Scholarshipなど

神奈川県や県下の企業の取り組みを発信した国際女性デーイベントの開催

3月8日の「国際女性デー」にちなみ、2024年3月25日(月)に株式会社An-Nahal主催で神奈川県や県下の企業のダイバーシティ&インクルージョン推進の取り組みを発信するイベント「Invest in women: Accelerate progress 女性に投資を〜投資=次のStepへ。神奈川・横浜から、変化の”開港”を進展させよう〜」を開催しました。

当日は、企業や行政、大学から27団体、50名の方々にご参加いただきました。また協賛及び会場をご提供いただいた日揮ホールディングス様は社内配信を行い、200名以上の方々に同時視聴いただきました。

現在2025年の国際女性デーに向けて準備中です!さらにパワーアップし、様々なステークホルダーとのコラボレーションを予定しています💐
年明けに詳細はご案内予定ですのでお楽しみに。

「人事」としての役割・視点・知識を共に学びあう横浜人事カレッジ

横浜人事カレッジとは、イノベーション推進が加速する企業において、「人事」としての役割・視点・知識をゲストや企業の垣根を超えた参加者との越境体験のなかで共に学びあう、横浜未来機構主催のコミュニティです。

2024年も6名のゲストにお越しいただき、取り組み事例や知見を共有頂きました。

第4回:トヨタ自動車 千々岩 真志さん|アルムナイコミュニティ
第5回:旭化成 三橋 明弘さん・大山 萌さん|キャリア自律
第6回:東日本旅客鉄道株式会社 小西 好美さん|イントレプレナー
第7回:株式会社レゾナック・ホールディングス 雪野 亮さん|企業文化と共創型人材
第8回:イケア・ジャパン株式会社 塚田 大介さん|タレントマネジメント
第9回:グーグル合同会社 佐藤美織さん|インクルーシブな障がい者採用

▼それぞれのイベントレポートはこちら

多様な人材が協働する社会に向けた行政との連携

横浜市スタートアップビザ(外国人起業活動促進事業)

「横浜市スタートアップビザ(外国人起業活動促進事業) 」は、横浜市内で起業を希望する外国人による起業準備活動を促進する取り組みです。An-Nahalでは組織内のD&I推進のみならず、社会全体のグローバルインクルージョンの一環として、外国人起業家が活躍できる社会づくりに向け横浜市事業を受託・運営しています。

13カ国、40名以上の方から100件を超える問い合わせがありました

▼制度に関する詳細はこちら

Global Innovation Night

Global Innovation Nightは、横浜スタートアップビザや起業に関心のある留学生を含む外国人やイノベーター、ビジネスパーソン、学生や起業家などを対象としたネットワークイベントです。今年は2回開催し、55名の方にお越し頂きました。次回は1月の開催を予定しています!お楽しみに!

YOKOHAMA CONNÉCT

横浜市が新たに作られた新拠点TECH HUB YOKOHAMAのコミュニティ作りの一環として、Venture Café TokyoがリードするYOKOHAMA CONNÉCTにAn-Nahalも参画しています。

これまでオープニングを皮切りに述べ550人以上の方々に参加頂きました。
新年は2025年1月8日(水)です🚀

代表挨拶

改めて2024年も様々な形でご一緒させていただいた皆様、ありがとうございました!

今年は、会社名にこめた想いを再確認するような一年でした。

An-Nahal(アンナハル)は、日本語の春(ハル)と アラビア語でミツバチを意味するAn-Nahl(アンナフル)を掛け合わせた造語です。

誰かにとって「春が来た」と言えるような才能が開花したり、新たな機会を提供できるように。
そして、事業を通じて、才能が「開花」するためにミツバチのように花粉を運ぶことができるように。そんな想いを込めて名付けました💐

多様な人材が協働する社会を作るというビジョンは、1人や1社だけでは達成できません。私たちAn-Nahalのビジョンに共感してくれた方々がミツバチ🐝のように、一緒に社会のD&Iを推進していく。そのような事例や成果が現れてきています。

側から見るといろんなテーマで事業をしているため、「An-Nahalって幅広い事業をしているけど、なんの会社ですか?」と言われる機会も増えているのが、嬉しくもあり、私たちの次のチャレンジでもあると考えています。

多様性、インクルージョン、と抽象度の高いテーマに取り組む私たちだからこそ、来年度は「目に見える」インクルーシブな組織、「実践できる」インクルーシブリーダーシップ、など具体的な事例を増やし、それをみなさんい、社会に、届けていきたいと思います。

世界でも様々な出来事があり、多様性の価値を問いなすことや、その難しさを感じた2024年でしたが、勇気を持って活動し続けることに意味があると信じて、2025年も事業に取り組んでいきます。

このnoteを読んでくださっているみなさんとの協働も楽しみにしております。

An-Nahalでは現在、インターンや業務委託など様々な形で参画いただく方も募集しておりますので、興味がある方はぜひお声がけください🙌


An-Nahalは、ダイバーシティ&インクルージョン推進に役立つ情報とヒントをさまざまな方法でお届けしています。

  • note: D&I推進に関するノウハウやプログラム参加者のインタビュー記事など

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また、ダイバーシティ&インクルージョンに関わる研修・コンサルティングを提供しています。
自社での導入を検討したいという方はお気軽にお問い合わせください。

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