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〈ラジオ#5前編〉「外国人材にとって、仕事と将来のキャリアの繋がりの可視化が重要」(ゲスト:Ei Thandar Winさん)

みなさん、こんにちは!
株式会社An-Nahalでインターンをしています、長谷川廉です。

8月に再開したラジオ番組”アンナハルのダイバーシティ&インクルージョン研究所”。今回はその第二弾で新たなゲストをお呼びしての対談です。

↓前回の対談はこちら。


このnoteではラジオ配信の内容を少しお見せします。
気になったらラジオもチェックしてみてください!


アンナハルのダイバーシティ&インクルージョン研究所とは?

”アンナハルのダイバーシティ&インクルージョン研究所”は、“Diversity & Inclusion”をテーマに毎回さまざまな有識者、実務者、当事者をゲストにお呼びして、ゲストの取り組み内容や関連情報について対談するラジオ番組です。ホストは、An-Nahal代表の品川優が務めます。


▼ラジオはこちら▼

今回のゲスト:Ei Thandar Win(イー・タンダー・ウィン)さん


新シリーズ第二回目の今回はEi Thandar Win(イー・タンダー・ウィン、以下イーさん)さんをお呼びしました。

イーさんはミャンマー出身で、日本の大学に留学。そして現在は、自身の経験を生かして日本の企業でキャリアを積みながら、MBAも修了しており、学術、実務ともに経営の学びを続けています。

イーさんが日本でキャリアを歩もうと思った経緯や、外国人材の視点から見る日本社会のシステムについてお伺いしました。

配信内容ダイジェスト📢外国人人材として、日本で働くために必要なことは?


品川:まず最初にイーさんの自己紹介をお願いします。

イーさん:2006年にミャンマーから日本に来ました。日本の大学を卒業した後にセブン‐イレブン・ジャパンに入りまして、店舗運営関係の業務に1年間従事していました。そのあと、NECに転職して医療機関向けのソリューション営業を3年半ほどしていました。
その後キャリアについて考え始め、2018年にNECを退職し、慶應義塾大学大学院経営管理研究科に入りました。ミャンマーの産業人材育成に関心を持っていたこともありまして、修士論文では世界各国のビジネススクールの教育、そして経営戦略について調査研究を行い、ミャンマーに進出している日本企業10社ほどに調査やインタビューを行い、ミャンマーのような発展途上国における人材育成をどのようにすれば良いのかということについて執筆しました。
卒業後は現職の情報通信分野に特化したシンクタンクに就職し、アジアを中心とした情報技術を活用した最新にビジネス動向を幅広く調査分析している業務に携わっています。今は特に社会課題を解決するソーシャルビジネスに興味があります。

品川:ありがとうございます。最初の質問ですが、15年前は大学留学を目的に来日したのですか。

イーさん:15年前は、ミャンマーで外国語大学を卒業して、その後日本に来ましたので、そうですね。留学です。

品川:一度ミャンマーで学部を修了されて、その後日本に来たんですね。最初は日本語学校にいらしたのですか。

イーさん:初めは日本語学校に2年間通いました。日本語学校を卒業した後に関西の大学に進学しました。

品川:ミャンマーでも大学を卒業して、日本語学校に2年通って日本語を学んで、その後、もう一度関西の大学に進学して、それからセブン‐イレブン・ジャパンに入ったということですね。

イーさん:そうですね。かなり長い勉強期間でしたね。

品川:すごいですね。私は学部卒業で働き始めたのでたくさん学ばれていますね。

イーさん:そうですね。良く捉えるとそうですが、私の場合は正直4年間はロスした感覚はあります。

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品川:それはミャンマーでの大学の学位と、日本語学校で培った日本語能力だけでは日本企業に就職するのは難しかった(から日本の大学に進学せざるを得なかった)ということですか。

イーさん:やはり当時は日本で就職するためには日本でちゃんとした大学を卒業しないと難しかったです。私の場合は日本で就職したかったのでもう一度ゼロから学び直すところがありました。そこは日本人と比べて、かなり時間的な投資をしていました。

品川:日本では何を専攻されていたのですか。

イーさん:経営を専攻していました。

品川:その後MBAも修了されていることで、経営に特化してずっと学びを続けられているということなのですね。

イーさん:そういう意味では一貫していましたね。

品川: 最初に、セブン‐イレブン・ジャパンで自分で一店舗を実際に運営していたのは、経営をするようなことですよね。そういう意味では最初のキャリアとして目指していた方向性で、かつ海外展開も大きい企業としてはすごく良いキャリアの始まりだったと思うのですが、セブン-イレブン・ジャパンでのお仕事はどうでしたか。


▷この続きはラジオでお聴きください!

(長谷川廉)

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