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南波六太という最強キャラクター

アニメや漫画に疎く、話題作を見ようとしても飽きてしまい中々続かない。

そんな私が今大ハマりしている宇宙兄弟。

なんだこれ面白すぎる。。。

今まで観たアニメの中でもダントツトップかもしれない。

ちなみに私は
"流行"とか"今話題の"とか
そういう言葉を毛嫌いしてしまうので、本当にいいものを流したり、みんなが忘れただいぶ後にその魅力に気づくのがあるあるだ。

これ10年以上前なのか。
漫画は読んだことあったけど、アニメ版の立体感に惹かれ今更のめり込んでいる。

ストーリーはもちろん、
個人的に魅力の鍵は主人公の南波六太というキャラクター。

こんな人物が現実世界にいたらなんとも魅力的。

一見、もったりとした印象で、とても純粋で一本気。
表現もまっすぐで、何を考えているかわかりやすい単純な人物に見える。

ところが、奥底は思慮深く、頭もよく回る、周りの人々のことをよく見て、配慮できる人温かい人だ。
状況を適切に判断する洞察力もある。
前向きだがどこか自信がなさそうで、運の良さで人生が進んでいると考えていそうだが、実際の能力も高い。しかしそれを自覚してなさそうな、敏感さの中に持ち合わせた鈍感さもまた良い。

エンジニア気質っぽい、細かいところまで配慮が行き届いていたり、ある面における几帳面さだったり、視野の広さも待ち合わせている。

そして、宇宙に思いを馳せる人だから、何よりロマンチストだ。

弟の日々人ととてもいいバランスの兄弟。

前向きで一直線、世渡り上手に見える日々人。

一方、どこか不器用で、現実を見据える視点を常に持ちつつ、決して諦めない。大きすぎるように見える夢を手に入れるだけの実直さと人間性を持ち合わせる六太。

やはりロマンを持ち生きている人たちの物語はとても素敵だ。
そればかりではいかない時もあるけど、夢を追う人、
そしてそれを着実に叶えていく人はすごく魅力的にうつる。

特に宇宙飛行士なんて、地球という星を飛び出して違う惑星にいくなんて
子供や社会に出る前の立場からすればとても大きすぎる夢だと思う。

生きることや死ぬことに対する想いも並ではない。

そんな大きなロマンに歩み続ける人が集まるNASAで繰り広げられる物語。

特に今の私は、すごく感化された。

そして、真壁さんや、シャロンおばさんや、色んな人から不意に放たれることばにも名言がたくさんある。

とにかく南波六太という人物がすごくかっこいい!

あと少しで終わるというところまで一気観して、でもどうしても終わりたくなくて、
登場人物たちとお別れしたくなくて、もったいぶってなかなか最後まで観れない。

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