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今から1年前に読んだ本のレビュー(2024年1月)

 こんにちは。あんころモッチモチです。
 私は通勤時に電車で本を読むのですが、「自分がどんな本を読んでいたのかなぁ」とふと思い、備忘録的にこちらのnoteに書き起こしてみることにしました。ということで、今回は今からちょうど1年前の2024年1月に読んでいた2冊をご紹介します。


成しとげる力 永守重信

あらすじ

 最高の自分をつかめ!悔いなき人生を歩め!
 およそ半世紀前、たった4人で立ち上げた会社を、従業員11万人を超える「世界一の総合モーターメーカー」へと成長させた「経営のカリスマ」――永守重信。
 その類いまれなる経営手腕の根っことなる人生哲学とは何なのか。
苦難に正面から向かい合い、挑戦し続ける行動力の源はどこにあるのか。
つねに実業界を牽引し続ける著者が、いますべてを語り尽くす。

ちょびっと感想

 ニデック(旧:日本電産)の創設者にして伝説の現役最高経営責任者の自叙伝。永守氏の豪放磊落な経営者思考が痛快な語り口調で綴られています。
 印象的なフレーズは「どうせやるなら一番を目指せ。一番を目指す時に人は能力を最大限に発揮することができる。」
 まぁとにかくバイタリティが凄い人だなというのが読んでみて思うことですが、実はこの本は私の勤めている会社の社長が全体会議でオススメしていたので話を合わせるためにと即買い。社長も影響受けたみたいでした。
 1人の会社員として、1人の社会人として挑戦し続けるマインドが大事だと思わせてくれる一冊です。

白砂 鏑木蓮

あらすじ

 予備校生、高村小夜が一人暮らしのアパートで殺害された。出入りが目撃された中年男性が捜査線上に浮かぶ。
 心の動きに捜査の主眼を置く下谷署の目黒は、小夜を知るにつれ、援助交際の線を捨てて事件に迫った。
 小夜が歌に詠んだ故郷、京都府の山村で目黒が掴んだ事実とは。
 哀しい真相が隠された、切なさ溢れるミステリー。

ちょびっと感想

 切ない。鏑木蓮さんの小説は初めて拝読したのですが、本当に切なくて、でも心が少しあったかくなるような物語です。
 旅行のお供にと思って書店でパッケージの美しさと裏の内容紹介に引かれて購入。予備校生である高村小夜の殺害事件を中心に話が進行していきますが、続きが気になってどんどん読み進められます。そんなにページ数も多い方ではないので普段あまり小説読まない方にもオススメです。
 あと、読んでいて「え、そんな商品があるのか」と思い、ネットで調べてみたら本当にありました。そこにニーズがあれば何でも商材になりうるんですね。勉強になりました。

読書はコスパのいい趣味だと思います

 1か月に2冊だけというのは少し寂しいですが、本を読みたい欲求にも波があるので仕方がないですね。家に帰ってきてからはほとんど読みませんし。

 ところで、表題にも書いているように読書はコストパフォーマンスの良い趣味だと個人的に思っています。たかだ数百円から数千円で緻密に考えられた物語やその人の人生で学んだこと・知識などが手に入れられるので、読まない手はないです。あと、電池も食わないし、ネット接続無くても読めるし、読んでいたら気づくと時間が経っていて・・・つまり退屈しない。最高だぜ。
 また、本は別に買わなくとも図書館で無償で借りることもできますし、メルカリなどのフリマアプリで比較的安価に買うこともできます。私は最近は収集癖があるのか購入しては本棚に並べがちなので、今年は節約も兼ねてそういうのも利用しようかな。

 また来月には2024年2月分の読んだ本のレビューしようと思います。
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