おばちゃん、最後のハロワに行く～アラカンの就活その15

コロナによる業績悪化で会社都合解雇となったおばちゃん。転職サイト、ハロワ、派遣等々、いろいろ戦った結果、「とにかく失業手当以上の給料を手にする」を目標として、正社員ではないが再就職を決めた。

入社日の前日ハローワークに「採用決まったよー」と報告にいかなければならない。しおりをみて申請書を書いて、持ち物をもってハロワに行く。月曜日入社だから金曜日に行くこととなる。雇用契約書の写しも持っていこう。多少書き方が間違っていても向こうで教えてもらえばいい。それに、この先のこともいろいろきいておきたいことがある。もらえる手当はできるだけいただきたいのが本音だ。

金曜日、ハロワはすいていた。認定を受ける場所と同じコーナーで、申請用紙と受給者証をセットにして受付窓口に提出すると、すぐに呼び出された。

流れであれば「採用証明」が先なのだが、入社日当日に申請になっている話をしたところ、「どこも在宅が増えていますからね～」ということで、ある書類だけで手続きをしていただけた。再就職手当の申請書と、失業認定の申請書をもらい説明を受ける。
・金曜日分までの失業認定は完了。土日分は月曜日以降に送ってもらえれば認定して手当が振り込まれる。
・再就職手当の申請はひと月以内とあるが、このご時世なので、猶予2年あり。

雇用契約書を見せて「これ再就職手当の対象となりますか？」と聞いてみた。有期ものはだいたい最初は2ヵ月契約が多く、契約書に更新最終日の日付があったことから「対象ですよ。短期派遣くらいですかね、はねられる可能性があるのは」とのことだった。「この契約書で採用証明の代わりにするのでコピーとりますね」と持っていった。これで採用証明書を書いてもらうわずらわしさがひとつ減った～とおばちゃん安堵。

必要提出書類が書かれた紙にチェックしながら説明を受け、返信用封筒をもらっておしまい。就業促進定着手当を質問したら「再就職手当が受理された時に申請書が送られますから待っていてくださいね～」と教えてもらった。気の早いおばちゃん。

再就職が決まり、今回のターム（？）は終了。ハロワに来ることもないだろう。なんとなく、一番お世話になったちゃきちゃきおねーさんに報告したくなった。

受付で「○○さん本日いらっしゃいますか？あんからと申します」と伝えると、係の人がちょっと奥の窓口の方へ向かって行った。目で追っていくと、その窓口の人が立ちあがって、私を見て手をふってくれて手招きしてくれたので、おばちゃんも手をふって、その窓口に行った。

「再就職決めました。いろいろご相談にのっていただいたけど民間のサイトからの案件で・・・」と伝えると「よかったわねー！働くことが大事なのよ。どこの案件だっていいの。」と。おおまかに次の職の内容を伝えてみたら「経験もあるしいいんじゃない？お金は大事。でも辛かったらいつでもきなさいよ」とありがたいお言葉をいただいた。今、最後の認定を受けてきたと言うと「あわただしいわね～。土日はゆっくり過ごしましょうね」と。「がんばります！」「がんばって！がんばりすぎないようにね」と送りだしてくれた。

平日の午前中、昼間にふらふらと出歩けるは最後。どうしようか。一度勤務先のビルに行ってみようと電車にのった。

一度だけ研修で降りたことのある駅。まさかここに通うことになるとは！と思いながら、しかもハロワ行くだけのつもりでモッサリした格好のおばちゃんがおのぼりさんのようにキョロキョロとビルへの入口を探した。へ？ここかいな？外に出ないでも地下から入れるのはホントに助かる。ちょうどお昼時で、人がたくさんいた。お弁当も売っているが、持参したほうがよさそうだな、、、と給料を考えながら思った。このビルの中に執務室があるのか、、、人生は何があるかわからないものだな、と、すぐに引き返した。ちょっとみすぼらしすぎたので(笑)

娘に言われて古着屋でセットアップしておいて良かった～と思いながら帰宅電車にちょこんと座っていたおばちゃんであった。

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ハローワークの手続きは終了しました。
年金は自動で行われるので、手続きしなければならないのは国保です。
とはいえ、けんぽの任意継続資格喪失証明もまだ届いていないから、こくほ手続きもできていないし。困ったもんだ。初月の支払いもしなかったので、おばちゃんの申請以前の問題として、取消措置をするに違いないと思っています。だから、支払期日を過ぎてしばらくしないと届かなそうですね。

どこかで手続きに行く時間があるといいな、と思っていたら、最近は郵送を推奨しているようでした。会社都合解雇の場合、国保の保険料が7割引きになります。使わない手はない。でも、証明書が来る前に、新しい保険証がきたらどうなるんでしょうかね？こくほ払わなくていいってことはないと思うしな。。。正直にお手紙しましょう。

お読みいただきありがとうございました。お邪魔しました。