No.646 精神疾患のある筆者の「罪悪感のない休日」【エッセイ】
半年くらい前までの筆者は、休日にゆっくり休めませんでした。
これは、精神疾患がある方や自閉症スペクトラム(ASD)の方などの「あるある」でしょう。
しかし、今の筆者は「土曜日はゆっくりしてもよい」ことが腑に落ちています。
罪悪感がなく休めます。
どうしてでしょうか。
それは、「現状の外側のゴール」から逆算してはじき出された、「今やりたいこと」で平日が充実し始めているからです。
だから、罪悪感がなく休めるのです。
筆者が「今やりたいこと」のうち、明かせることがひとつだけあります。
それは、「(文芸以外の一般的な)文章を書くための心構えや重要技術を、徹底的に自分のものにすること」です。
認知科学者・苫米地英人カーネギーメロン大学博士の著書「人を動かす[超]書き方トレーニング」などで紹介されている心構えやこれからの日本人が身につけたい論理構築法「トゥールミン・ロジック」を実践して、「すでに手ごたえがある」のです。実に幸福です。
これは、「他者から与えていただく不安定な幸せ」ではないです。努力が将来のゴールに直結しているためか、「内面から浮かび上がる安定した幸せ」を感じます。
これはいつ以来のことでしょうか。
筆者がひと昔前、表計算のExcel関数やVBAを学んだときとも違います。これらは、結果的に筆者の武器にはなりました。しかし、「適切なゴール設定」から逆算された行動ではなかったです。
となると、この手ごたえは「人生で初めて」の感覚かもしれません。
苫米地博士の「人を動かす[超]書き方トレーニング」は、一生読み続ける書籍になると思います。
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