白バイをからかった少年、息子に叱られる?
白バイと鬼ごっこ
小生が高校生の頃、バイクが楽しくてよく乗り回していた。おそらく近所ではうるさいとか、”不良”なんてウワサもあったかもしれない。
夏休みのある昼下がり、どこへ行こうとしていたのかまでは覚えていないのだが、第二京浜国道を走っていた。
ふと、ハンドルミラーを見ると、白バイの姿を発見した。思わずイタズラ心が芽生えてしまい、追尾されていることを気付かぬフリをして法定速度にスローダウンした。言うまでもなく白バイは俺との距離を保ちつつ、ピッタリとついてきた。
どのくらい走っただろうか、スピードメーターを確認しつつ、さらにひと目盛りほどスローダウンしてやったのだが、彼は諦めたかのように俺を追い越して走り去って行った。
さて、ここからなんだけれど、すぐさま今度は俺が白バイの真後ろにぴったりついて行った。法定速度以上だった。彼はすぐ気づいて隠れるように横道へと左折した。
間違いなく直進の俺を追尾するはずだ。案の定、白バイは横道から出てきて俺を追尾し始めた。俺はミラーを確認しつつ再び法定速度以下で、のんびり走行を開始した。この野郎、舐めやがって!白バイ警官はそう思ったに違いない。
結局、彼はサイレンを鳴らして俺を停止させることができず、悔しそうに?走り去って行った。(あの時の白バイさん、ごめんなさい、時効ですよね)
「懐かしむ」、「思い出す」ことは脳にとっていいらしい
ちょっと手が空いたり、夕食後のくつろぎタイムにYouTubeを視たりするのだが、当時、人気だったバイクなどの投稿があると、懐かしく思い出されてくる。
夏休みには近所の友人らと河口湖までツーリングしキャンプもした。房総館山への一人ツーリンも・・、、葦簀の海の家からは、大音響ではやり歌がかかっていた。北条海岸からの夕日は美しかった。
何だかんだと、思い出したり懐かしんだりできるYouTubeはとてつもなく便利なツールだ。
昔のことを思い出したり懐かしんだり、また友人らと語り合うことは、精神的にも脳の健康にも有効とされているそうだ。(1960年代、精神科医ロバート・バトラー(米)が提唱した心理療法が元とされる”回想法”は、認知症やうつ病、さらに記憶障害の改善に役立てられているとのこと)
ちなみに、昔はこうだったなどと”根性論”や”懐古主義”を振りかざすと、イマドキの若者にはパワハラと取られかねないから、古い頭の上司は気を付けた方がいいだろう。
息子に叱られた
まあそんな訳で、白バイをからかったなどと、高校時代の武勇伝?もどきのハナシを交えて、俺が乗ってたバイクはこれだョ!とばかりYouTubeに投稿されたURLを息子にLINEしたのだが・・、
「最近、昔のはなしがやたら多くなってきたな、ボーっとアホみたいにYouTubeばかり視てるとボケるぞ!親父」と叱られてしまった。
そろそろ終活しなきゃダメかな?
今日もよい一日でありますように!