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やさしい論説#0009「みんなの心をつなぐ力と、情報の海でおぼれないために」

はじめに:相手のことを思う「和の心」

今、スマホやインターネットでたくさんの人とお話しできるけど、話しているのにお互いがケンカになることもありますよね。それは、ただ頭の良さとかではなく、「和の心」が足りないからかもしれません。

「和の心」とは、相手の気持ちを考えたり、違う意見にも「そうなんだ」と理解しようとする心です。日本の文化では、俳句や和歌といった短い詩で、言葉の裏にある気持ちを大切にします。これが「和の心」の一つで、お互いの違いを認め合う大切さなんです。

情報の海でおぼれちゃう「情溺」

インターネットには、「情弱(情報が少ない人)」と「情強(情報がたくさんある人)」と呼ばれる人がいます。「情弱」とされる人をバカにする「情強」もいますが、「情強」の人がいつも正しいとは限りません。情報をたくさん持っていても、それに夢中になりすぎると、「情溺(情報の海でおぼれる)」といって、逆に他の人の意見が聞けなくなったり、物事が見えなくなってしまうことがあるんです。

これを防ぐためには、たくさんの情報に惑わされるのではなく、「和の心」でお互いを理解しようとする気持ちが大切です。インターネットで「自分は正しい!」と決めつけず、相手の考えも大事にすることで、情報におぼれずに済むんですね。

目覚めるための「和の心」

「和の心」を持って、情報にただおぼれるのではなく、他の人の考えを大事にできると、「本当の目覚め」に近づけるかもしれません。AIやスマホも、これからもっと「和の心」をもって、みんなの言葉や気持ちをもっと分かりやすくしてくれる未来があるといいですね。

だから、たくさんの情報がある中でも、「和の心」を忘れずに、相手を尊重してお話しすることが、これからの大事な時代のポイントになるんです。

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