#11.幼児期と学童期の違いから考える、学童期に1番大切な環境は?
久しぶりの「音声補完」シリーズに
なります
今回は、元:保育士として
幼児期の特徴
学童指導員として学童期の特徴を
踏まえて、どんな環境が大切かを
解説しました
後半では、環境を間違えると
大人になった時に
どんな影響があるかについても
述べています
Youtubeの方は
漫才形式の掛け合いで
ミッキーを相方に
楽しく学べるようになってます👇
音声配信が面倒なあなたにも
丁寧に解説しますね🤗
では、本編スタート!♪
・音声配信が面倒な方へ
今回は
#4の学童保育クラブの選び方
【市役所公認!】の深堀になります
結論から先に言います
学童期にとって1番大切な環境は
木登りなど、自然の中で
思い切り遊べる環境があることです
キーワードは「自然」です。
・幼児期と学童期の違い
幼児期=自分中心の世界
学童期=自律と競争の世界
詳しく解説していきますね(^_^)
・幼児期後半(4〜6歳位)の特徴
あくまで目安ですが
4歳位から子どもは自分と他人を
客観的に見ることが
できるようになります
よくある?のは
子どもがお母さんにお菓子を
買ってもらいたくて
床に寝そべって大泣きしているのは
「買って欲しい!!!!!!」
という主観が強く
周りにどう見られているか?という
自分を客観的にみれていないからこそ
起きる現象だと思います
この客観的に自分をみる
という発達は、実はデメリットもあって
周りを気にするがあまり
今まで出来ていたことが出来なくなる
こともあります
それは、周りと比較することによって
自分は〇〇さんより上手に出来ない😣と
知り、萎縮してしまうのです
4歳位になったら
何か1つ自信のあるものを
みつけてあげることが大切と
よく言われています
例:車に詳しい👉車博士
寝起きが良い👉早起き名人・・etc.
〇〇博士や〇〇名人など
何でも良いので君はスゴい!!と
伝えることが
幼児期後半(4歳〜6歳位)にとって
1つのポイントといえます
幼児期の後半は
自分中心の世界から
自分以外の世界を
少しずつ意識し始める時期です
しかし、そんな時期だからこそ
やってみたい!・やりたい!という
好奇心や意欲を大切している
保育者も多いかと思います。
(保育指針や専門書にも書かれている)
つまり、幼児期は
自分中心の世界をたっぷりと味わうことが
保証されているともいえます
・学童期の特徴
幼児期は
自分中心の世界をたっぷりと
味わうことが保証されていると
ありましたが
学童期は一気にその保障が少なくなります
・学校では授業で席につかなければならない
・放課後は宿題や習い事に追われる子ども達
※放課後については
「#2プロが伝えたい「放課後」の
本当の意味!」で詳しく解説しています。👇
・自律と競争の世界へ
学校は時間割など
決まったプログラムに合わせて
行動(自律)することや
テストや持久走大会など否
が応でも順位が出ます
学童期は競争社会の入口です
(いわゆる、小1の壁)
以上のことから
学童期はストレスが多い時期ともいえます
一応、学校をフォローすると
カンブリア宮殿に出演した
学校革命で取り上げられた
工藤勇一さんは
「学校は社会の縮図であるべき」
と言っていて
学校は社会に出るための
練習の場所なので
競争社会に慣れるためにも
競争をさせることは必要です
しかし、幼児期に比べると
圧倒的に
周りの目を気にせず
夢中になって打ち込める体験が
激減する時期ともいえます
・幼児期と学童期の違いを踏まえて、学童期に大切な環境=自然遊び
学童期では
周りの目を気にせず
夢中になって打ち込める体験が
激減するからこそ
そのような体験をさせてあげることが
大切です
その1つの環境が
木登り・虫取り・川遊び・山登りなどの
自然遊びです
突然ですが、クイズです!
あなたは、これから
とある木に登りたいと思っています
「こんなんも登れないのか!?」と
この木にバカにされたらどうしよう!?💦と思うでしょうか?
思わないですよね(笑)
自然遊びの重要な所は
遠慮することなく
自分をぶつけられる所です。
相手がいることによって
思いやりを育むことも大事です!
しかし、遠慮することなく
自分をぶつけられる体験も
同じくらい大事です!!
大人の世界でも
ここ数年で1人カラオケが
ブームから普通の社会現象として
認められるようになりましたが
1人カラオケも遠慮なく
自分をぶつけられる遊びの
1つなのかな?と思います
・まとめ
①学童期は自律と競争の世界の入り口
②幼児期のように自分の世界を
たっぷりと味わうことが難しい
③そんな時期だからこそ
周りの目を気にせず打ち込める経験が大切
④その経験の1つが自然遊び
(相手がいないので思い切り自分をぶつけられる)
⑤人との関わりで思いやりを育み
同時に自分を思い切りぶつけられる経験を
することによって心身共に健やかに育つ
以上が、音声配信の内容になります
・音声配信を聴いて下さった方はこちらから
・将来の夢=職業?
今回のテーマを取り上げようと思ったのは
子どもとの会話の流れで
「将来の夢」について聞いた時に
「特にない」
「会社員になって早く勉強から卒業したい(笑)」
という子が多かったからです
(特に、いわゆる優等生の子ほど多かった)
・素敵なツイートを見つけました👇
この手の質問に
「職業」で答えるのが
暗黙の了解のようになっていますが
キラさんのツイートのように
【どんな風に生きていたいか】
であっても良いはずです
・家族と幸せに暮らしたい
👉お母さん(お父さん)になりたい
・山登りが好き
👉エベレストに登ってみたい・・・etc
ちなみに、日本の働き方改革も
【ワーク・ライフ・バランス】
という言葉が
使われるようになりましたが
決して
【ライフ・ワーク・バランス】とは
言いませんよね
本当は人生が1番で
仕事は二の次のはず
👆細かいことを言っているのは
分かってます(笑)
・なぜ、将来の夢を持てない(イメージ)出来ないのか?
それは
幼児期と学童期の違いについて
解説したように
学童期で(自然の中で)
夢中になって打ち込む経験が
少なくなってきているのではないか?と
仮定し
学童期るんるんブログのテーマとして
取り上げることにしました
・おわりに
身の回りに自然の中で
思い切り遊べる環境がない!
我が子が夢中になっているものがない!
という方へ
私たち、大人自身が
夢中になって楽しむことを見つけましょう😆
子どもは親の思う通りには
育ちませんが
親の背中はよく見ています
1番身近な親が夢中になって
打ち込む姿を見せることが
環境作りの大きなピースになると思います
同じ想いで
あえて娘のいる前でこの記事を書いていて
娘「パパ、お仕事頑張って😍」と
応援してくれますが
ちょくちょく話しかけられるので
次回からは、仕上げの部分だけを
見せようかなと思います(笑)
最後まで読んで下さり
ありがとうございました。
配信を飛ばした方で
興味がある方は下のメディアから
復習も兼ねて見て頂けると嬉しいです
良かったら遊びに来て下さい♪
音声配信は基本一緒なので
好きなメディアからどうぞ
👇乳幼児期の描画からみた発達段階シリーズ(1歳〜5歳)
👇FP(お金の医者)&保育者による子どもの最善の利益を考えた経済学シリーズ