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#7.幼児期の発達段階の目安(描画編):2歳代

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元、保育士として

描画を通して発達段階の目安に
ついて解説します!

#6.乳・幼児期の発達段階の目安(描画編):1歳代の続きとなります

よかったら
#6も読んでくれると嬉しいです♪👇


参考サイト

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・2歳代:意味づけ・見立て・つもり期

2歳を過ぎた子どもは
本当によく動きます
そんな子どもがじっと動かず
何かをつまんで集中していることが
よくあります
これは、手の動きが肩から肘
肘から手首へとだんだん末端に
成熟してきていることを意味しています
この時期になると
手の動きを目で追えるようになり
言葉で意味づけをするようになります
※参考サイトから引用

・2歳代の特徴

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1歳代は絵を描くというより
手の運動の跡だったのが
目と手を同時に使えたり(目と手の協応)
意味づけが出来るようになるのが
大きな特徴です

・是非、やってもらいたいこと!

トランペット

特に「丸のファンファーレ」の
説明にもあるように
描きながらおしゃべりした内容や
描くのが落ち着いたら

「これは、何?」と聞いてみて
その返事を絵の横などに
書いてあげてみて下さい!

この手法は「ドキュメンテーション
といって、簡単にいうと
子どもの見えない心を見えるように
するための記録のこと
です

例:👇

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元、保育士とは思えない
壊滅的に下手なピカチュウは
置いといてもらえると助かります(笑)

これは、私が事前にピカチュウの
シルエットと顔のパーツ
(目だけは塗っておいた)を描いておき

後は好きに描いて良いよ♪
と始めた時の絵です。

色を塗り終わった後に
「何を描いたの?」と娘(4歳)に聞くと

ピカチュウが遊んでる所
ジャンプして所

その後、赤のクレヨンで
沢山なぐりがきした後に再び聞くと

「ピカチュウが好きなお砂場で遊んでる」

「何して遊んでるの?」と聞くと

「ボールで遊んでる」と赤い丸を描いて
ボールを表現

4歳だからスラスラ出てくる
という事もありますが
子どもは絵にいろんな想いを
のせて描きます

砂場・ボール・ジャンプは全部
娘が大好きな遊びです

このように
ドキュメンテーションを通して
子どもの心を見える化することができます

・ドキュメンテーションのポイント

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①意味が後で変わってもOK

女心と秋の空のように
心は移り変わるものです

②想いを否定しない
砂は赤じゃなくて、ネズミ色だよ!と
言わない🙅‍♀️

③無理に引き出そうとしない

描くのが嫌いになる

・【発達段階の目安】と【ワーク(教材)】を比較すると

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#6.幼児期の発達段階の目安
(描画編):1歳代の冒頭で

娘がワークで丁寧に教えても
わからない部分があると
報告を受けて

ママが必要以上に
心配になりちょっとした
ケンカになったと書きました

ちゃんと出来ているか?が
中心のワークで考えると
このピカチュウの絵は

・色塗りが雑(ほっぺの赤がはみ出てる)

・砂は赤じゃない

と批判的な見方になってしまうのでしょう。

ただ、発達段階の目安の視点から
見てみると
確実に2歳代の発達段階は
クリアしていることが分かります

この章のまとめ

・ワーク中心の考え方だと
遅れている😨という漠然とした不安のみ
・発達が仮に遅れていても
発達段階を知っていれば
その子の発達が何歳くらいかが分かるので
パニックになりづらい

・多様な観点の重要性

いろんな人

テーマが発達段階の目安なので
ワークへの疑問が大きい内容に
なりましたが

娘にとって
どっちの見方が良いのかまでは
描画の専門家ではないので
分からないというのが正直な想いです

例えば、学校に入ったら
文字を枠に納めて
書かなくちゃいけないし

先生の話(指示)の通りにやる
という力も求められます

1つ言えるのは
いろんな視点を持つことが
大切だと思います

この記事が、その視点の候補の1つ
となったら嬉しいです☺️

最後まで、読んでくれて
ありがとうございました♪


これから書く3歳代も
読んでくれると嬉しいです^ ^

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この幼児期以外の番外編として
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是非、遊びに来てみて下さい♪👇

追記:3歳代が完成したので貼っておきます♪


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