ラテン語の三人称複数と現在分詞の関係について 11 Riku 2020年1月25日 07:05 ¥200 一人称/二人称編, 三人称編の分析も参照。三人称語尾の関係 ラテン語の動詞人称の基本形は三人称単数が-t、三人称複数が-ntである。 この関係は一人称や二人称の単複とは性質を異にし、起源を分析する上でも重要な問題となっている。 前回、三人称の位置づけや単複両方の語尾の起源を明かし、三人称複数の接尾辞が現在分詞の派生接辞と同源だという驚くべき事実を紹介した。 だがなぜ純粋な複数語尾が使われていないのか、どのような理由で両者が繋がりを持つのかについては謎が多い。 今回はそれを出発点に動詞人称組織の更なる深みを探っていきたい。 ダウンロード copy ここから先は 9,257字 / 1画像 ¥ 200 購入手続きへ 5人が高評価 ログイン #英語 #言語学 #ラテン語 #印欧語族 11 もしサポートをいただければさらに励みになります。人気が出たらいずれ本の企画なども行いたいです。より良い記事や言語研究のために頑張ります(≧∇≦*) チップで応援