初めての自作ゲーム公開から3年経った

最近、自分の事なんか別にわざわざ書くことでもないだろう、自分語りは少し恥ずかしい、という気持ちがずっとありますが、こればかりは記念にあやかれるので少し書いてみてもいいかなと思ったので書きます。基本的に去年の9月30日から今までに作ったゲームの裏話です。


お宝探しライラス君

田きさんと共同で制作したゲームです。以前の東方打鍵鈴伝での共同制作経験をいいことに、再び共同制作してみたいなと思い、自ら声をかけて実現したゲームです。元々、ギルドでのビンゴ大会で景品として田きさんのオリキャラであるライラス君を自分が描いて、このキャラ動かしてみたいね~、という自分の勝手な気持ちがきっかけで声をかけました。

ライラス君のデザインは田きさんの制作したゲームのいくつかの要素を取り入れたものになっています。よかったら実際に遊んで分析してみてね♡
相方のエイミーちゃんは田きさんが昔作った『探偵エイミーちゃん』をもとに描きました。
ストーリーはセーブとかロードとかそういったゲームシステムと繋げたいな~という気持ちで二人で共に考えていました。個人的には『Skies Forever Blue』に影響されている部分もあったり…。

最後にこれだけは言わせてください。
遊んで(切実)

伝われ!この思い!

後述する『私でいてくれて、ありがとう』のために作ったゲームになります。中身は昔作った『ミリアとキリアのまじない返し』のコピーです。ツイッターとか使ってモキュメンタリー形式の何かができたらいいなとたくらんで作りましたが、僕が飽き性で運用下手であったがために特にそういったものは何もありませんでした。

大石追いし美味しいお石

TUに参加して、赤モンドさんと共同で制作したものです。素振りでサクッと作るつもりだったものが時間かかってu1wの評価期間中に完成して投稿しました。コメダで豪遊している時に完全オリキャラを完成させて描いたのが楽しかった思い出があります。(暇があったらキャラデザの解説記事とか書いてもイイかな~とは考えています。考えているだけ…。)
そしてフノレイドの陰に完全に隠れちゃっています。
遊んで(切実)(2回目)

フノレイド

同じくTUに参加して、赤モンドさんと共同で制作したものです。共有会にも出ました。この回はたくさんの神絵師たちが参加されていたので、素人お絵描きの自分がイラストレーター枠で制作するのは申し訳ないな~、と思いながらの参加だったので、あんまりランキングの話はしたくありませんが正直言いますと、絵作りにランキング入りできたのが嬉しかったです。
初めての擬人化キャラ制作ということでこちらも楽しく描かせて頂きました。
えっちだとか卑猥だとかいう声も聞こえてきましたが表現していないのでセーフ。

ご注文はコーヒーですか?

おためしジャムでmottekeさんと共同で開発したものです。たったの6時間で作るという企画の中での制作だったので、正直思い出という思い出は「忙しかった」以外あんまりないです。強いて言えば、鉄アレイを少女に当てまくれるゲームが出来て嬉しい気持ちです。

…え?
そういうゲームではない?

私でいてくれて、ありがとう

ちょっとこのゲームを語るのはどうしても自分語りになってポエムっぽくなって恥ずかしいのですが正直に書いてみます。作者的には今までに作ったゲームの中から思い入れのある作品を一つだけ選ぶとしたらどうするか言われたら迷わず候補に入ってくるほどです(ライバルは『FOREVER with you...』や『ユノのフライドアンドフライト』あたりでしょうか)。ある意味、他人のことを全く考えずに自分の作ってみたかった物を実際に形にして作ってみたゲームでもあります。

元々この作品を作ろうと思ったきっかけは、去年の秋ぐらいから自分の今後の人生やゲーム制作という行為そのものについて現実逃避考えるようになったことにあります。
初めてゲームを公開して3年ぐらいになりますが、ゲーム制作に付き合っていく中で湧き上がる様々なお気持ちや制作時点での自分が考えていた様々なものをまとめてひとまず整理して一つの作品として昇華してみようと試みたのがこの作品になります。

まあ、でも人の考えなんて常に変化し続けるものなんで、このゲームで示した自身の結論が、公開してから3,4か月ぐらい経った先の今の自分には「いやー、もうちょっと違うんじゃないかなー」という部分もあったり「まあ、今でもこれは変わんないかな」という部分もあったりしますね。
そもそも、あくまでもみんなに遊んでもらう作品だからという考えで、主人公をあんまり自分に近づけたくなかったというのもあったり、なんなら一人よがりのゲームにしたくないあまりにいかに自分をこのゲームから排斥できるかを考えて普通のオリジナルキャラクターにしてそのキャラなら自分というフィルターを通したうえでどう考えるのかという風に描いていたりしているので、純度100%の自分が表れているゲームという訳でもないんですが。たぶん50%もない気がするんですが。

まあ、長くなったので簡単に一言でまとめますと、「私」のことを「私」から分離して「客観」している「私」から「私」へ目一杯のラブレターを送るゲームとも言えます。

…え?わかんない?

まあ、ここであんまり喋りすぎると、このゲームの自分の中での価値が相対的に下がってしまうので詳しい内容はこれ以上言いません。あとは実際に遊んでみて自分の目で確かめてください。それでどう思ったのか考えてみて下さい。考えたことは僕に言わずに心の中に閉じ込めておくか勝手に独り言として消化しておいてください。僕、その内容に興味ないので(無責任)。

どうでもいいですが、u1wで作るつもりがu5wで作っていました。もう有料に舵切っても良かったんじゃね?

終わり


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