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バカボンの兄 owari-chan
2024年6月13日 20:20
苔むす森捨てられた町にも苔むす深い森に入る利用するために植えられた木のように自分の思惑とは違う目的のために息づくちっぽけな人間の幸せは実はとても大きな幸せだった詩人が井戸を這いずって汲み上げてきた水も喉を潤してはくれない巨樹の脇に落ちる清水の下に口をひらくこの肉体的な何か所在ではなく過程として私を離れず私を捨てない火が点っている話すようにはばたく鳥のように何も気づ