花粉症と"野菜果実過敏症" (口腔アレルギー症候群)
こういった何気ない野草(おしろいばな)にも、花粉の飛散によりアレルギー源が。
バラ科の果物は、リンゴ、モモ、ナシ、ビワ、ウメ、イチゴ、サクランボ、スモモ、アンズ、ラズベリー、洋梨などおいしく人気があります。
ところがチョーおいしいバラ科の果物は、野菜果実過敏症(口腔アレルギー症候群)というアレルギー反応を起こす例が多くなっています。
飲食して5分以内に口の中や唇にかゆみや違和感が出ることが多く、唇が腫れる事も。
なかには呼吸困難や喘息、嘔吐など、口腔以外の症状が引き起こされたり、さらに、アナフィラキシーショックを起こして意識がなくなるといった重篤な症状のケースも。
数日前にも、給食でビワを食べた児童数人が口腔アレルギーで搬送されました。
野菜果実過敏症(口腔アレルギー症候群)が問題となるのは、大半が花粉症やアトピーなどのアレルギー患者。
花粉症やアトピーなどのアレルギー患者の20%近くが、野菜果実過敏症(口腔アレルギー症候群)という報告も。
そして、花粉症の原因物質ごとに、野菜果実過敏症(口腔アレルギー症候群)を引き起こす果物の種別が異なります。
■カバノキ科(ハンノキやシラカンバ)の花粉症
バラ科の果物が危険(リンゴ、モモ、ナシ、ビワ、ウメ、イチゴ、サクランボなど)
ナス科のトマト、ウリ科のスイカ、メロン、キュウリや、マタタビ科のキウイが危険。
■スギ(ヒノキも)花粉症
ナス科のトマト、ウリ科のスイカ、メロン、キュウリが危険。
■ブタクサの花粉症
ウリ科のスイカ、メロン、キュウリや、バショウ科のバナナが危険。
■イネ科の花粉症
ナス科のトマト、ウリ科のスイカ、メロン、キュウリや、マタタビ科のキウイが危険。
ミカン科のオレンジや、バラ科の果物が危険(リンゴ、モモ、ナシ、ビワ、ウメ、イチゴ、サクランボなど)
私の場合、春から「涙目や鼻がムズムズ」になるので、PM2.5やイネ科の花粉症予備軍かもですが、単に野外で風が強いせいという可能性も(汗)
まっ、免疫力を人一倍高めてきた効果で、果物や野菜だけでなく食べ物は何でもOKなので問題ナシですね。
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