壮絶な白血病治療! 池江璃花子さん
アジア大会では6冠を達成し、来年の東京オリンピックの金メダル候補筆頭の池江璃花子選手(18歳)の衝撃の「白血病」の公表。
白血病は2系統に別れていて
①急性白血病 急性骨髄性白血病と急性リンパ性白血病
②慢性白血病 慢性骨髄性白血病と慢性リンパ性白血病
★骨髄性白血病
骨髄がガン化した白血球に占拠され、血液中の赤血球と血小板が激減。
★リンパ性白血病
骨髄がガン化したリンパ球に占拠され、血液中の赤血球と血小板が激減。
赤血球減少(貧血、息切れ、動悸)、血小板減少(出血、吐血、下血、皮下出血)の様々な症状と、免疫力の激減による感染症が危険です。
中でも、出血は脳出血による「突然死」が恐れられています。
その治療ですが、他の局部ガンやその転移とは異なり、白血病は全身の血液なので、発症した時点で全身転移ガンという悪性ガンです。
そのため治療には多数の抗がん剤をローテーションで使用して、全身のガン化した白血球との闘いとなります。
その副作用は強烈で、全身の臓器などへの抗がん剤の攻撃ですから、すさまじい副作用(脱毛、嘔吐、下痢、感染症(肺炎、肝膿症)、出血、肝臓や腎の機能障害など、ありとあらゆる症状)に苦しめられます。
そのストレスがさらに患者を追い込むダブルパンチ。かなりのメンタルと体力がないととても耐え切れませんね(汗)
「思っていたよりも数千倍辛い。3日間も食事が食べれない・・」
池江璃花子選手のツイッターが壮絶です(涙)
池江璃花子選手(18歳)の場合は、並外れた努力と忍耐力の人なので、過酷な白血病治療にも耐えて東京オリンピックには間に合わなくても、完治される可能性は高いですね。
白血病には骨髄移植が最良の治療方法なので、骨髄バンク制度のさらなる普及が望まれます。
また近い将来、骨髄への「光免疫療法」治験がはじまる可能性があり、そうなれば、副作用のない天国のような時代の到来ですね。
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