日本史のナゾ「上淀廃寺跡/淀江町」

　宇田川河口でのエサやり後に、思いついて「淀江ゆめ温泉から上淀廃寺跡」へ1万歩ウォーキングを実施。

　発掘調査で次々に明らかになった上淀廃寺跡(天武天皇の飛鳥時代に建立)のスゴさ。法隆寺をしのぐ日本初というか他には類を見ない建築様式が目白押しの百済様式の色濃いお寺ですね。
　ところが、その日本建国史の生き証人の大伽藍が、平安時代にナゾの全焼(焼き討ち?)で再建もなされず消滅し雑草のかなたへと。

　「上淀廃寺跡」　鳥取県米子市淀江町福岡にある飛鳥時代の寺院跡。あまりの貴重さに、即座に国の史跡に指定。

　日本の建国から飛鳥時代までを記した「日本書記と古事記」は天武天皇が編纂し、日本の統治体制の根本を定め、専制君主として君臨しました。また、日本国王の称号を冠した初の国王ともいわれていますね。

　日本書記には、日本の国王が、百済王室で崩御と記されてますから、飛鳥時代までは日本と百済の王室はかなり近縁もしくは一体化?の可能性もありますね。陛下も「昔は、百済から王妃をまねいたこともあった」とおっしゃられてますから、日本には百済の影響が絶大だったのかも。

　そして飛鳥時代の初期の天智天皇(天武天皇の兄で年下?とも)時代に、百済へ援軍を出して
　有名な　「白村江（はくすきのえ）の戦い　663年」で唐と新羅の連合軍に大敗して全滅します。そして、同年、百済も滅亡。このあと、大量の百済難民(多数の百済貴族)が日本に避難して定着していますね。

　この白村江（はくすきのえ）の戦いでの日本軍の壊滅後の状況が「古代史の大きなナゾ」なんです。

　なぜ、日本より巨大な船舶を大量に保有している「唐と新羅の連合軍」が日本を攻めなかったのか?　　(本当は日本を占領して統治した?)
　日本人捕虜もいっぱいいたでしょうから、その気になれば西風にのり、数日で九州へ到達可能なのに・・・日本はその当時、完全に無防備な状態でパニックでした。

　そして、天智天皇亡きあと後継者となった息子に反乱(壬申の乱)を起こし、軍事力で滅ぼして王座を奪取した天武天皇。　生年月日が不明で、若い時代の記録がほとんどない、この方の正体は誰?　というのが歴史学会の永遠のテーマです。　亡命した百済王族なのか、日本に侵攻した?新羅の王族や唐の将軍なのか。

　そして、現代の日本人に多く残る北京系(中国)のDNA遺伝子。

　そのあやしい?天武天皇が日本の建国史(日本書記と古事記)を編纂したのですから、重要な部分(都合の悪い事実)の粉飾(汗)が疑われますよね。

　淀江町では、「彼岸花植栽イベント in上淀廃寺 跡」が6月初旬にあります。彼岸花を色別に区分けして植えるそうです。
　メインの植栽イベント場所は、上淀廃寺 跡の最上段みたいです。後日、幼稚園児たちまで植栽イベントに参加するとか。

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