β-カロテン(サプリ摂取)でガン発症

　過ぎたるは及ばざるが如しですね。
　β-カロテンを単体で、つまりサプリメントなどで過剰摂取すると、がんのリスクを増大させる可能性があるといわれています。

　β-カロテンのサプリメントを摂取した人は、継続的に肺癌リスクが上昇していたことが長期追跡調査で判明。

　喫煙者が高用量のβ-カロテン(サプリメント)を摂取すると、肺がんのリスクを20～30パーセントも上昇させることが判明。
　β-カロテン、ビタミンA、ビタミンEについては、4～16パーセントという有意差をもって「死亡リスクが高まる」という結果が出ています。

β-カロテンは、にんじんなど緑黄色野菜に多く含まれる橙色の色素成分で、 強い抗酸化作用をもち、様々な健康への働きが報告されています。カロテノイド(天然色素)の仲間ですね。

　カロテノイドは黄、橙、赤色などを示す天然色素のグループです。
カロテノイドには、カロテン類とキサントフィル類があり、高い抗酸化作用で健康効果に貢献。
　■カロテン類
　　α-カロテン、β-カロテン、リコピンなど
　■キサントフィル類
　　ルティン、フコキサンチンなど

　　　　➡　■アメブロ「不健康老人の若返りダイエット日記」