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低体温(便秘)解消には「発熱 脂肪」

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 最も健康的な体温は「36.5~37.0℃」。
ところが現代人の平均体温は「36.2℃」で、大半の人が不健康な低体温です。

 体温が1℃下がる免疫力は1/5に急激に低下し、日々3,000個発生するといわれるガン細胞が大量に生存。さらに体温35℃台になるとガンが猛繁殖するダブルパンチで死亡率が急上昇(汗)

 しかも、「低体温」になると"便秘"が急進行(汗)

低体温」による"便秘"を解消するには「筋肉量の増加」が必須になります。
 しかし、体の各部に存在する大量の「脂肪」にも、"発熱脂肪"があることが判明。"発熱脂肪"を大きく増やせれば、基礎代謝が上がり、体温がアップします。

人間の体には"白色脂肪"と"褐色脂肪"があります。
 脂肪の大半を占める皮下脂肪や内臓脂肪などの"白色脂肪"は、余分な糖質や脂質を脂肪としてため込むのが役目で、体の防衛反応ですが、過ぎると肥満(メタボ)の原因になります。

 "褐色脂肪"とは、背中側の肩甲骨や、胸上部の鎖骨周辺、心臓や腎臓の周辺、わきの下などに局地的に存在する脂肪です。役目は脂肪を分解してエネルギー(熱)を発生させること。
 褐色脂肪はたった40gほどしかないにもかかわらず、活性化すると全身の白色脂肪を燃焼させることができます。

 成人の褐色脂肪は40代以降は急激に減少し、逆に体格指数(BMI)は急上昇し、肥満が進みます。

 何もしなくても減量(ダイエット)できる褐色脂肪を活性化する方法は、主に「寒冷刺激」。
①部屋の暖房を切り、少し寒い状況で過ごす。 寒冷刺激
②水泳をする(可能なら19℃以下)。 寒冷刺激
③手のひらを冷やす。 寒冷刺激
④首にアイスベルトを2時間。 寒冷刺激
有酸素運動で遅筋を鍛える。

 この褐色脂肪を活性化する方法の利点は、同時に"白色脂肪"の一部を"ベージュ脂肪"(褐色脂肪と似た性質)に変えてくれること。
 減る一方の褐色脂肪の代わりに、ベージュ脂肪を増やせれば、発熱(減量)効果が激増です。

 「寒さの刺激や運動」で、脂肪を燃焼させるホルモンが増加
①筋肉から"アイリシン"が分泌され、脂肪を燃焼させる
②褐色脂肪から"FGF21"が分泌され、脂肪を燃焼させる
 その過程で、白色脂肪がベージュ脂肪に変化することもわかっています。
 また、運動による筋肉増加で、基礎代謝が増えてカロリーの消費量が上がります。

 ただし、筋肉はつけすぎると、血液ドロドロの酸性体質(ガンや病気が大喜び)になるので要注意ですね。


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