「ほぼ」もしくは「のようなもの」
この頃ニュースを見ていると「バールのようなもの」や「鈍器のようなもの」とゆう言葉を耳にします。
また、SNSを見ていると「ほぼデパコス」とゆう文字やタグを目にします。
「ほぼバール」や「ほぼ鈍器」はニュース用語として相応しくないので、耳にすることはありませんが、会話では使うかもしれません。
「デパコスのようなもの」もSNSで目にすることがあります。
これらの言葉を目にしたとき、概ねイコールとして自分のなかで消化することもあれば、そうではないと思うこともあるかと。
「バールのようなもの」と聞いたときは、バールではないかもしれないが、同じような形をしているものだろうから、「ほぼバール」つまりはバール!と思うことの方が多いのではないでしょうか。
では、「ほぼデパコス」と聞いたときはどうでしょう?デパコスと内容は同じかもしれないが、それはデパコスではない。似て非なるもだと思うのではないでしょうか?
では「愛人のようなもの」もしくは「ほぼ愛人」はどうでしょう?または「夫婦のようなもの」と「ほぼ夫婦」はどうでしょうか?
愛人の場合は「もう愛人ってことじゃない!」とイコールと理解する人の方が多いのではないかと思います。
しかし、夫婦の場合はイコールにならない人の方が多いのではないかと。「ほぼ夫婦かもしれないけれど、夫婦ではないんだよね」となると思います。
この付属する名詞によって受けとる印象が違ってくる日本語って…。
名詞がポジティブワードだと、「似て非なるもの」となり、ネガティブワードだと「イコール」とゆう印象を持つようです。
お洋服ブランド名を入れたときはどうでしょうか。「ほぼGU」、「ほぼDior」等々いれてみると、イコールになる時と似て非なるものになる時があるかと思います。
そして思うのです。「偽物じゃん!!」と。
更には名前を入れたときはどうでしょう?「ぼぼ白濱亜嵐」は白濱亜嵐さんではなく明らかに偽者になります。
さて、あなたに相応しいのはどちらでしょう。私は「のようなもの」は嫌だな。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?