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michicusaジュエリーの原点と100年後
最近、ご購入いただいたアクセサリーの修理のお問い合わせが増えてきました。数年愛用しているうちに、何かに引っ掛けてネックレスやイヤリングのチェーンが切れたという内容が多いです。品質について改善すべき点だなぁと思うと同時に、修理までして使い続けたいというお客様の気持ちに作り手として感動する瞬間でもあります。
michicusaジュエリーの着想の原点は、学生時代に博物館で見たルイス・C・ティファニーの色ガラスを使ったアクセサリー達です。彼は自然の、主に植物の造形を取り入れるアール・ヌーヴォーという美術様式が盛んだった頃、いまから約100年前の代表的なデザイナーです。当時はガラスや金属で植物の造形美を再現していました。ドライフラワーの技術やレジンの品質が向上したいま「本物の植物を使ってアール・ヌーヴォーのアクセサリーが作れる!」このことに気づいてmichicusaというブランドを作ったのです。
100年後の未来、ティファニーと同じように博物館に収蔵されるようなブランドになることがmichicusaの目標のひとつです。そのためにはお客様に永くご愛用いただき、ともすれば世代を超えて受け継がれるようなものでなければならないと思っています。その品質を目指し日々製作していますし、お客様からいただく修理依頼もその目標に繋がる大切な案件です。
作り手がオンラインショップを持つメリットは、お客様の声をいつでも直接聞けること。なんでもご相談いただけると嬉しいです。
今回は「#買ってくれたあなたへ」というnoteのお題にのせてmichicusaからお客様へのメッセージを書かせていただきました。