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ヌーソロジー

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2023年6月の記事一覧

原初舞踏の稽古、オーム〜床〜スロー〜仮面

原初舞踏の稽古、オーム〜床〜スロー〜仮面

昨日、原初舞踏の定例稽古がありました。いつにも増して濃い時間を過ごしたと感じています。

まるでこの世ならざる空間にワープしてしまったかのような感じでした。

なんというか、異世界とでもいうような感覚が、いまでも残っていて、深いところで、根源的な変化が起こってしまったかのような感覚なんですよね。

なんか頭の中でずっとプリミティブという言葉が響いてるような感じです。

最初の黙想の時間では、ひさし

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この世界は二重の空間でできている

この世界は二重の空間でできている

昨日、noteに書いた「回転の稽古」の内容を吟味していたら、また少し書きたくなりました。

昨日書いたことを、超々、要約すると、回転することで、二重の空間が見えてくると言うような内容でしたね。要約しすぎかな。^^; まぁ、上のリンクから昨日の書いたのも読んでみてください。

4次元の空間に出ると、3次元空間は内在ということになります。肉体は3次元にあるので、自分はこの宇宙の中にいると思っていますが

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回転の稽古

回転の稽古

前回の稽古の最後のところで、初めて回転を取り入れた稽古をしました。最初は目を開けて、左回りにゆっくりと回転します。元の向きに戻ったら、今度は目を閉じて、また同じようにゆっくりと回転します。そして、また元の位置に戻ったら、再び目を開けて、同じようにゆっくりと回転します。

目を開けて回転したときには、見えてくる景色を次々と味わいながら、回っている感じがして、地球の自転ってこんな感じなんだなと思ったり

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他者という風

他者という風

個有のテーマは変遷するんだろうな。

思えば、僕の根っこにあったテーマは、本当は「お母さん」であり、「お父さん」だったんだろうと思う。

でも、踊り始めたときから、「神々の住む島からのメッセージ」をテーマとしてやってきたのは、父と母に対する反発もあっただろうし、認めてもらいたいという気持ちもあったのだろうと思う。

神という権威の笠を着て、これだけ立派なことをしているのだから、認められるべきという

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「積分作業に必要なのは、思想、哲学であり、その人個有のテーマなのです。」

「積分作業に必要なのは、思想、哲学であり、その人個有のテーマなのです。」

バリの踊りを踊るときには、そこに必然性があった。割れ門があり、幕があり、パユン(傘)があり、ガムランがあり、どの踊りを踊る場合でも、そこに意識を持つことで、踊りとして成立するし、意味があった。

また、意味のある衣装を身につけることで、踊り手は踊る資格を得るし、そこにある種の権威からの承認が得られるということになる。

たしかにそれら踊る場としての装置は、長い年月の中で培われてきたもので、そこには

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魂を遷す〜モノになる

魂を遷す〜モノになる

このところ、ヌーソロジーのことを考えたり、原初舞踏の一人稽古をしてみたりしていますが、結局のところ、何をしているかというと、踊りでヘキサチューブルの中に侵入するということなのだと思います。

ヘキサチューブルについてはこちらの動画を見ると少しイメージがつくかと思います。ぜひ見てみてください。要は高次元の空間構造を模式的に示したものということになります。

ヘキサチューブル談義(ヌーソロジーの思考装

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