錬金術

当たり前に過ぎてく毎日


同じ色に 同じ香り


どれを見ても触れても


灰色のスクリーンのように


薄っぺらい 舌も麻痺したよう


鉛がまだ重く残ってて


静かに沈んでいく


抜け出せない樹海でも


もう迷いはない なぜか


既に答えを知ってる


ずっと前から 鉄の塊を飴に変えて


素敵な箱に詰めて贈るよ

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