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手紙と絵本

ある通りに、絵本が並んでいる本屋さんがある。

白基調の絵本屋さんで、いつも気になりながらも、絵本を買う予定はないし、見るだけなのに、入るのもなあ・・・と思いながら、素通りしていた。

***

昨日たまたま、ポストをみてみると、お手紙が入っていた。

友人の名前が書いてある。何のお手紙かな?そう思いながら、手紙を読みはじめた。

まさかの、出版おめでとう、というお手紙だった。

私は驚いてしまった。

Twitterで一回告知しただけなのにも関わらず、を購入してくれて、さらに、感想までくれた友人に、涙してしまった。

私は、お返事を書こうととりあえず、近所の百均に行き、レターセットを買った。そして、帰りに思い出したのだ。

”あの、絵本屋さんで、絵本を買ってプレゼントしよう!”

友人は、半年前にお母さんになり、育児に奮闘中だ。そんな友人に、将来でも良いから読み聞かせ用の絵本をプレゼントしよう!

そう思い立ち、絵本屋さんに訪れてみた。

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「あの、お伺いしたいことがあるのですが、、、

まだ半年の赤ちゃんでも、読み聞かせってするんですか?」

そんないきなりの質問に、「それが、するんですよ!」と元気に答えてくださった店主の岩田亜紀さん

そこから、ここを訪れるまでの経緯を話し、何なら自分の話しまでしてしまい、結構長く居座ってしまった。

それに、お話しする中で、知らなかったことをたくさん知れた。

・赤ちゃん用の絵本があること。(0・1・2歳用 みたいな感じで。)

・赤ちゃん用の絵本は、普通の紙のものと、ハードページ?があること。(赤ちゃんが握って、グシャっとならないように。)

・絵がとても綺麗な絵本がたくさんあること。

・文字のない絵本があること。

・絵本を子どもだけじゃなくて、赤ちゃんから大人まで幅広く対象にしていること。

・絵本の読み聞かせを仕事としている大人の方だったり、幅広い年齢層の方が訪れること。


自分の知らない新たな世界に踏み入ったようで、また、店主さんがとても気さくに話してくださる方で、ずっとお話をしていた。

絵本は、あまり手にとった覚えがないし、関係ない世界だと書店でも見向きもしなかったけれど、こんなに奥深くて、癒し効果をくれるものだとは思ってなくて、少し興奮してしまった。

岩田さんは、私の要望に丁寧に寄り添いながら、多分閉店時間だったにも関わらず、本をたくさん紹介してくださった。

また、大人の方には癒しにもなると教えてくれた。私も自分が欲しくなって、どうしようかと思ってしまうほどだった。

気軽に訪れてくださいと、出口まで送ってくださった真摯な姿勢に、私はまた絶対来ようと思いながら、お店をでた。

昨日は色んなことがあった日だったからか、頭は疲れてしまったようだけど、心地よい疲れだった。

新しい世界をみれて本当に、嬉しく、幸せな気持ちでいっぱいだ。

本を受け取って、喜んでくれると良いな。そんな温かい気持ちとどんな反応知れくれるかな、という気持ちで、昨日は眠りについた。

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今回書かせていただいた絵本屋さんは、こちらです。

目白のえほんや にこにこ書店

Twitterはこちら→ @nikoniko_books

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