電話
今日は空梅雨とはうってかわって土砂降りの雨が夜中から降って続いている。
地区によっては警報も出ているようだ。
さて、電話というものはうつ状態になってからしんどいものになっている。
私の状態や時間なんて関係無しに、急に掛けて来て、相手の必要な分だけ喋って要求を突きつけ終わり。
今日も昼食時間中に母からいきなり掛かって来た。
要件はもうわかりきってる金の話だ。
退院予定が決まったので入院費の件についてだった。
相変わらず、私は朝から消えてしまいたい思いに取り憑かれた状態で思考が鈍い。
任意保険をきちんと掛けているので保険会社から保険金は出るものの。
大学病院というデカい組織であるから必要な診断書がなかなか出てこない。
要は退院した後まで待たされるわけだ。
その為、いったん何らかの形で立替をせねばならない。
それについての話だった。
もちろん、私の体調がどうかなんて電話口で触れもしない…
私は淡々と保険会社の担当者に自分で連絡を取り聞く。
体調はいいわけがない。
ただ自分のことだろっ!!自分でやれっ!!とガンガン言われる。
正直なところ、わかってはいるが堪らない状況だっ。
私はとにかくストレスをいまめちゃくちゃに抱えて気が狂いそうなものをなんとか抑え込んでいる。
そんな状況下で更なるプレッシャーをかけられ詰められる。
キツいなんていう生やさしいもんじゃない。
ただひたすらに殴られているサンドバッグの様なものだ。
何故私だけこの様な目にあわねばならない…
心体はボロボロだっ。
入院してからというもの一時も心を休む時がない。
寧ろ擦り減らし続けている。
本当に人を壊すなんて容易なことだ。
あまりの辛さに筋肉注射をせざる得なくなる。
飲み薬では抑えが効かなくなるぐらいの症状の辛さだった。
筋肉注射はもちろん痛いがそれ以上に心体の動きを止めてしまう。
にも関わらずまったく休まらない…
強制的に筋肉を収縮させリセットさせるはずだが眠気も来ない…
本当に苦しい状況だ。
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