仏法

生まれ生まれ生まれ生まれて生のはじめに暗く
死に死に死に死んで死の終わりに冥し
弘法大師空海

日曜日、天気の悪い週末。
私の心体も天気に呼応しすこぶる悪い。
そんな中、南九州では大雨で多くの死傷者が出た様子。
TVで聴き及んだ。
お悔やみを申し上げます。

自然の脅威は圧倒的だ。
そして、やはり残酷だ。
運命、宿命、不平等。
どんな言葉を並び立てても御遺族は納得いかないだろう。
代われるものなら代わって差し上げたい。
正直な思いだ。

相変わらず、心に何も感じない。
喜怒哀楽といった感情を忘れてしまったようだ。
無情感。
両親や他人には表情と言葉で何というか合わせられる。
昔からの癖というヤツなのだが。
あまり本当の感情というヤツを表に出すことはない。

人から何を考えているのかわからない。
あまりにも考えすぎだとよく言われてきた。

いま実家に帰ってから祖母の残した仏教書などを読みふけっている。
それくらいしか読むものがない。

ある言葉に感銘を受けてしまった。

生苦(しょうく)。

なる程、生とは苦か。

ならば私のこの駄文を読んで頂いている皆様にお願いしたい。
1度、ご家族を振り返っていただき今より幸せになっていただきたい、私が出来る事はそれくらなものだ。

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