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一寸先は地獄だった

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今現在進行形の生き地獄を昔話を入れながら整理していこうと思う。
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#うつ

雨の臭いが相変わらずしている。 7月に入った。 総合大学病院に入院して早いもので2カ月が経…

Moto
4年前
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辞世の句

相変わらず鉛色の空。 いつ雨が降り出してもおかしくはない。 まるで悲しみに堪えているように…

Moto
4年前
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シロツメクサ

風が強く吹いている。 梅雨の雲が早く流れていく。 夕方頃になると虫が泣き出した。 3番目の…

Moto
4年前
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月曜日

梅雨空はやはり気が滅入る。 どんよりとした空、雨の匂いがする。 空気もいくらか湿っぽく重た…

Moto
4年前
3

入院最後の週末

今日も多少の雲があるが晴れている。 雲の流れは早いようだ。 北から南へと流れていく。 ドス…

Moto
4年前
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絶望感というヤツ

夜中に爆弾のように降り注いだ雨が嘘の様に太陽が雲から覗き、青空も見えている。 外の風は生…

Moto
4年前
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澱み

雨雲らしき薄暗い雲が風で早く流れていく。 6月に入りトンボが現れはじめた。 俳句の季語なんかで秋のイメージだったが。 トンボの種類によっては5月の下旬から飛び回る春季種と言うものが多いことを知った。 今日も朝から凄まじい希死念慮。 肩に乗ってしまっている感覚。 べっとりとこびりつきまったく取れないなんとも言えない感覚。 何度も何度も肩から肘にかけてありもしないものを拭う。 今日も午前中一杯を掛けて踏み止まりようやく立ち上がった。 主治医からはしつこいように退院の話をされる。

ねがい

雨が深々と降っている。 止みそうにはない。 風が少し肌寒く感じる。 いつものように物思いに…

Moto
4年前
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電話

今日は空梅雨とはうってかわって土砂降りの雨が夜中から降って続いている。 地区によっては警…

Moto
4年前
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家族面談3

人をひとり壊してしまうなんて簡単なことだと思った。 外泊から病院に戻ってからの消えてしま…

Moto
4年前
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希死念慮

梅雨の晴れ間、夏になった日差しが厳しい。 家族の夢を見た。 凄まじい希死念慮に襲われる。 …

Moto
4年前
5

帰還

帰病院? と言うのはおかしな表現かもしれない。 何とか心体ともにズタズタになりながら夕方、…

Moto
4年前
3

外泊の朝

今日も私の心のように空は鉛色だ。 病院からの一泊二日の外泊。 夜はどうだったか? まぁ…落…

Moto
4年前
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外泊1日目

毎日毎日、書き込んでいる私の駄文にスキしていただいている方、読んでいただいてる方、本当にありがとうございます。 200回もスキして貰えました。 ありがとうございます。 外泊の朝、どんよりとした鉛色の空。 風は昨日同様に6月というのに肌寒い。 寝覚はやはり良くない、頭痛がしている。 朝の儀式で身体はぐったりとし、朝食もやはり取れない。 10時過ぎに外泊。 両親が車でやって来ていた。 先ずは自宅へ。 自宅の状態は酷かった、食器類はそのまま乾物系の食品はもとより調味料も