わたしわたし
対岸の彼女 という角田光代さんの小説のタイトルが浮かびました ナターシャちゃんの綴った思いを読んで
内容は似て非なるのかもしれませんが 同じ線上で強く共鳴していたはずのあなたとわたしの行く手に少しずつ角度がついていく
でも振り返って見てるのよね 見えなくとも存在を手づかみしたかのように感じたり
また何かの拍子に会えるといいですね 願います
今日は本当に寒くさむく スマホタッチできるはずのできない手袋は朱色で 真っ黒ダウンに靴もリュックも黒でせめてもの差し色のわたしの朱色
大通りの信号待ちで人も車もなんだかことさらに疲れているように見える曇り空 大げさに手袋ごしに手をさすって朱色を目にぐいぐいと押しこむ
ここにいるんですよわたし
叫ばないけどひそやかにつぶやき横断歩道を急ぎ足で渡るのです 寒いからね
パピコの半分冷凍庫にあったなって時々思い出すのなかなかの満足 また忘れるのがよし カルエ
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くすっとふふっとなれるような日記を、西から東、東から西へと毎日(ほぼ)やりとりしています 本日もぜひ少しの時間、のほほんしてってください かるえ&なたーしゃ