見出し画像

君と今日の分かれ道

去年の10月だった 毎晩15分歩き始めましたとnoteで宣言し早9か月目に突入 大雨日を除き実は今も地味に続いている 

まずこの15分が定着するまでの2か月は現状維持でとにかく外に出ることが目的、ちんたら歩いていた それが日課となり苦痛でなくなってきたころから徐々に20分に増やした 

そして冬を越えて暖かくなった現在25分となり、最終的には梅雨明けごろに30分を目指している 

毎日30分黙々と歩くなんて日々が自分に訪れようとは思いもしなかった  

話は戻り、歩き始めたころの20時前後は初秋だったため日も短く、通り過ぎる車や人やワンコやはシルエットでしかなかった それでも続けていれば馴染みの存在が出来てきて、一方的に認識するようになってきた

こっちも見えないならあっちも見えないで、とてつもなく変な格好で頭にマフラー巻き、着込みに着込んでドラえもんのように丸々とした風体で歩いたりしていた 

がそれが今はどうだ 20時近くまで明るくて、顔認識がばっちり可能になってしまった

これまでいつも通り過ぎてた人たちもよく見える 

勝手にこの人グレートレースに出てる長距離ランナーさんかなと思っていた人は実は結構ご年配だった 小学校野球部の練習終わり並んで歩いて帰宅する兄弟とばかり思っていた二人組はお父さんと子供だった

山のほうへ帰る道と国道沿いの道 その分岐点で自転車を止めて毎日のように立ち話をしている学生さんがいた 

その子たちは思っていたよりも幼い感じの中学生だった 今日別れ際にたまたま立ち会った

「じゃーな 明日頑張れよ」とひとりが大声で言って自転車にまたがり、もうひとりも「おう」と元気よく片手を上げ同時に漕ぎ出した それぞれの道をひた走る2人の背中を見送るかたちになったナターシャ

爽やかの極みにしばし立ち尽くす 

立ち尽くし、ふとその場で見上げた道路ミラーにうつった自分にぞっとした 

爽やかと対極にいるわたし 

明日は白Tでがんばろ ナターシャ 


  

くすっとふふっとなれるような日記を、西から東、東から西へと毎日(ほぼ)やりとりしています  本日もぜひ少しの時間、のほほんしてってください かるえ&なたーしゃ