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わたしにとっての現実
色即是空(しきそくぜくう)
かたちあるものは
すなわちこれ、かたちなし
わたしが現実だと認識しているものは
ほんとうに現実なのだろうか
わたしが知ることのないできごとは
わたしにとって現実だろうか
わたしが感じ、認識したことが
わたしにとっての現実だとしたら
この現実をつくっているのは
わたしだ
つらいと思うことも
イヤだと感じることも
すべてわたしがつくっている
わたしが感じなくなっても
世界はそこにあるのだろう
でも
わたしの現実はわたしだけのもので
わたしが感じなければ
なくなってしまうのだろう
そんなことを考えていたら
すこし怖くなった
現実はたしかにそこにあって
ゆるがないものだと思うほうが
安心できるからかもしれない
わたしは世界の中のひとつの存在で
世界はわたしの中にある
わたしがどう感じるか
わたしがどう行動するか で
世界は、現実は変わるのだろう
わたしはどんな現実にしたいだろう
どんな世界で生きたいのだろう
あなたはどんな現実を見ているのだろう
あなたにとっての現実はどのようなものなのだろう