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男風にあって女風にないモノ!風俗のお礼日記について思うこと

女性用風俗・男性用風俗、パパ活・ママ活を経験してきたあんどうが、今回は女性用風俗と男性用風俗の違いをお礼日記にスポットを当ててお話ししたいと思います

もう数年前のことですが、X(当時はまだTwitter)を眺めていたら、こんな感じのポストが流れてきました。

「ほかのお客さんと会ったときのことを写メ日記に書くなんて、風俗キャストとしておかしい!どうかしてる!!」

「はて?」と私は思いました。
ポストしているのは誰で、何について怒っているのでしょうか?

どうやらポストの主は女性用風俗のお客さまで、怒っているのはお礼日記についてのようです。
つまり、お礼日記を見てヤキモチを焼いているんです。

そもそもお礼日記って何でしょう?
これは接客後にキャストがお客さまに向けてお礼を書いた写メ日記です。
どうやって過ごしたとか、何が嬉しかったとか、そういったことが書いてあります。

「いやいや、お礼日記くらいわかるし」と思った人……
実はこれ、男性用風俗に特有の慣習で、女風にはないんです。

お礼日記は女風でも前はたまに見かけたこともあったけど、今は見られなくなりました。
理由は、ほかのお客さまがヤキモチを焼いて炎上するから!

男風ではかなり馴染み深いお礼日記。
書いてもらったお客さまが喜んでくれるということもあり、男風のお店では「必ず書いてね」と指導が入ることもあるくらいです。
ほかのお客さまにとっても、まだ指名したことのないキャストさんのプレイや雰囲気を知るための、重要な情報源です。

だから女風でも、何の疑問もなくお礼日記を書くキャストさんが以前はいました。
だって男風では昔から当たり前のことだったから。

でも炎上するんですね、女風では!
そんなもんDMで済ませろと批判の嵐です。

先ほどの話に戻ると、「おかしい!どうかしてる!!」というポストに対して、「男風では当たり前らしいですよ」とほかの女風のお客さまらしき人から返信があり、さらにそれに対して「え~!ありえない!」みたいなやり取りが続いていました。
お礼日記はありえないらしいです。

当時私はもうすでに男風の感覚に染まってしまっていたため、「そうか、そんなにイヤなんか」と驚いた記憶があります。
男風の常識、女風の非常識。

江戸吉原の時代から考えると、男風には400年の歴史があります。
それに対して、女風はこの10年足らずです。
そのため、男風を参考にして女風ができあがってきた側面もあります。

でも、男風では昔からの慣習としてみんなが受け入れていることでも、新興の女風ではまったく通用しないこともあります。
その一つがお礼日記です。

お礼日記以外でも、「これ確かに男風ではよくあるけど、女風ではウケないだろうな」というものを見ることはあります。

キャストのプロフィールにはお店スタッフのコメント欄がありますが、大手の某女風風俗店のスタッフコメントが私は苦手です。
「アソコが大きくて立派」みたいなことが延々と書いてあって、「下品だな」という印象です。
こういう感じのスタッフコメントって男風では珍しくないですが、女性ウケはしないんじゃないかなと感じます。

女性用風俗は男風の女性バージョンではありません。
私が思うに、女性だって性欲はあるけど男性と同じではありません。
女性にも性欲は存在するけど、男性と同じような形で存在するわけではないと思います。

だけど、女風で嫌がられることを、男風のお客さまでも嫌だと思うことはあります。

私は自分のお客さまから「お礼日記を読むとヤキモチを焼いちゃう」と言われたことがあり、それ以来あまり詳細を書かないようにしています。
全体から見ると少数派かもしれませんが、男風のお客さまでもお礼日記でヤキモチを焼くんです。

「女風だからこれはダメ」とか「男風だからこうしなきゃいけない」というのではなくて、目の前のお客さまのご要望やニーズを吸い上げて、接客や集客に反映させるのが大事なんじゃないかと思っています。

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