映画「She Said その名を暴け」
実話だということが、何より心を重くします。
これは映画と言うより、ドキュメンタリーです。
この映画で描かれていることがきっかけで、#MeToo運動が起こりました。いかに多くの女性が、同様の暴力で今も世界中で苦しんでいるかということが明るみに出るきっかけになりました。
もちろん、この手の暴力がなくなることは、残念ながらないでしょう。そして、被害者は女性だけに限られているわけでもありません。
ただ、被害者が声を得られたこと、自分の胸の中だけに留めておく必要性が減ったことは、喜ぶべき大きな変化です。
人は権力を得るとこうも傲慢になってしまうのか。
それとも、もともと性格が悪かったからそういう犯罪に走ったのか。
はたまた、性癖なのか。
いづれにせよ、あってはならない卑劣きわまりない犯罪です。
自分が犠牲にならないよう自分の言動に注意することはもちろんですが、苦しんでいる人がいないか周りに目を配ることも大切です。
ここまで大きな犯罪ではなくても、自分の心にもスキや闇があることを改めて自覚しておくことも必要だと思います。
断固とした姿勢を貫き、いざというときは行動すること。
その覚悟を問われたような気がしました。
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