【養殖事業部】『とらふぐのマーケティング ディレクター』募集要項
当社安藤建設株式会社は、地元である山口県長門市で総合建設業を本業としつつ、長門市内2カ所でトラフグの養殖事業を行なっています。
当社では、
『地域業』を通じて、地域に貢献する
を経営理念として、本業である建設業に加え、水産業として養殖事業部、農業・畜産業として畜産事業部、それに飲食事業や介護事業など、地域に関わる産業の発展に努めてきました。
地域業とは、
「地域に根ざした産業の発展を通じ、地元産業の活性化に貢献する仕事」
としてその地域ならではの仕事であり、その地域に大きな関わりを持つなくてはならない仕事を指します。
では、なぜ私たちが養殖業を行うのか。
それは、
養殖業の発展を通じ、地元長門の活性化、
さらに全国の水産業の活性化に貢献する。
ことで、地域で養殖業を行う私たちにとっての使命です。
長めの募集要項となっていますが、今回募集している「マーケティング ディレクター」という役割が、地域の水産業の活性化を実現するためのカギを握る重要なポジションであり、今後の当社の養殖事業部の方向性を左右するキーマンになることは間違いありません。
この国内外で大変厳しい状況下でも、新しい希望を見出し、その希望に向かって全力でチャレンジしたいと思う方の応募を、心よりお待ちしています。
[目次]
- 事業内容
- 募集内容
- マーケティングディレクターとしてのキャリアイメージ
- オンライン説明会について
事業内容
とらふぐの陸上養殖
トラフグの“本場”として業界トップランナーを走る
私たちは山口県を代表する魚のトラフグを市内2箇所で合計約150,000尾を養殖しています。全国にトラフグを養殖されるところはたくさんありますが、私たちのように陸上の養殖施設としては全国でもTOP5に入る規模で養殖を行なっています。
▽ 養殖場上空から空撮
▽ 養殖場内部
施設には、計80基の陸上用の水槽があり、トラフグの稚魚約40,000尾と成魚30,000以上の70,000尾以上のトラフグを養殖しています。
その他の魚種の海面養殖
「育てる漁業」で地域の水産業に貢献する
私たちは、トラフグの陸上養殖以外にも、ヒラメやヒラマサ、ウナギ、マダイ、サバなど多くの魚種の養殖を行なっています。
養殖は魚を安定的に育て、そして天候に左右されず必要な量に応じて出荷できることが大きな強みです。一方、既存の漁による「獲る漁業」は担い手不足や魚の減少により厳しい環境下にありますが、私たちは「育てる漁業」に取り組み、長門市内をはじめ市場に安定して魚を供給できる次世代のモデルを創っていきます。
▽ マダイの仕入れの様子
募集内容
『とらふぐのマーケティング ディレクター』
募集人数 2名
【募集の背景】
当社がトラフグを養殖してから10年以上が経ちますが、これまで試行錯誤しながらも繰り返し行なってきた改善と養殖技術力の向上により、養殖場経営のベースとなる生産体制を盤石なものに築き上げてきました。
具体的には、全国的なトラフグ養殖における歩留率(=出荷までのとらふぐの生存率)は70%前後と言われていますが、当社はこの3年で平均して80%の歩留率を実現し、今年は現時点で90%の歩留率で推移しています。
ベースの部分が整ってきたことで、今後取り組んでいくのは商品づくりです。
特に、現在当社は電鉄大手のJR西日本と連携し、関西圏と首都圏にとらふぐを出荷する事業を行なっていますが、これから大都市圏での販路を拡大し、さらにその激戦区で勝ち残っていくためには、ライバルが多い中で「他のトラフグとどう違うのか」「どういう点で優れているのか」をしっかりと確実に示す必要があります。私たちは、トラフグの本場としての誇りと、トップランナーとして新しいトラフグの市場価値を創造する熱い思いを持って、この課題にチャレンジしていきます。
『とらふぐのマーケティング ディレクター』にはどんなことを期待するのか(仕事内容)
ただし、気をつけないといけないことは、生産者目線のプロダクトアウトにならないことです。お客様となる飲食店様や加工業者様にどのようなトラフグを提供したら喜んでくれるか、どうしたら貢献できるかこそ、重要な視点であり、お取引先の担当の方がどうしたら喜んでくれるかをイメージすることが大切です。
「安藤さんのフグを使ったことで、注文がめちゃくちゃ増えたよ!」
このマーケティングプロジェクトでは、トラフグの価値創造を通じてお客様を笑顔にし、経済を活発にし、水産業を元気にするという好循環を生み出したいと考えています。
現在、当社ではトラフグの価値創造として山口県産の日本酒とコラボした新商品開発をはじめいくつかの価値創造プロジェクトが動き出しています。
「とらふぐのマーケティング ディレクター」は、どういうトラフグを育てれば、お客様に喜んでもらえるか(=マーケティング)を考え、開発したトラフグを安定して養殖できる生産体制の構築と陣頭指揮(=ディレクター)を行う仕事です。
現在は、養殖事業部のマネージャ1名と現場スタッフ4名というチームでプロジェクトを動かしておりますが、「とらふぐのマーケティング ディレクター」には最初は一緒になって動いていただき、いずれはチームをリードし、引っ張っていけるリーダーとなっていただくことを期待しています。
キャリアイメージ
【1年目〜2年目】
ディレクターとして陣頭指揮を取る上で、現場理解と技術の習得は欠かせません。なので、まずは現場で養殖における基礎知識と技術を現場作業を通じて学び、経験を積んでいきます。
【3年目〜5年目】
養殖における技術とトラフグに関する知識を身につけた上で、3年目以降はトラフグの新たな価値創造を自らがチームの先頭に立って進めてもらいます。3年目の時点で価値が定まり、4年目で生産体制の完成、5年目に本格販売開始、という工程で進めば理想的です。
【5年目以降】
販売面(=マーケティング)と現場への陣頭指揮(=ディレクター)に当たっていただきます。また、リーダーとして若手社員への指導・育成も重要な役割です。
【こういう方にオススメ!】
・お客様視点で物事を考え、作ることに興味のある方!
・業界を変えるリーダーになりたい方!(養殖業界はまだまだニッチ産業なので、土俵の中心に立てる可能性がおいにあります!)
・みんなで協力して1つの方向に進むことに全力を出せる方!
【採用までの流れ】
オンラインでの会社説明会
↓
ホームページよりエントリー
↓
面接
↓
内定
【Q&A】
Q:水産業の分野が未経験ですが大丈夫ですか?
A:全く問題ありません。むしろ当社としては、高いモチベーションを持って積極的に学ぼうとする姿勢の方が、経験よりも大切であると思っています。ぜひ高い志を持ってジョインしていただきたいと思います。
Q:マーケティングについての知識、経験がないか大丈夫ですか?
A:こちらも全く問題ありません。もちろん、専門的な知識や経験があったほうが良い部分もあるかもしれません。しかし、先述の通り「お客様がどうすれば喜んでもらえるか」というお客様ファーストの目線こそ重要な視点であり、お客様からのヒアリングや指摘こそ価値創造に必要なものですので、ノウハウや知識よりもむしろお客様目線で立って考えることを期待します。
Q:商品開発の上で加工や調理の技術は必要ですか?
A:加工や調理の技術は必須とは申しませんが、加工技術があると新しい商品として価値創造ができるので、より適任であると考えます。しかし、実際に入社いただいてからも、地元のトラフグ専門加工業者さんのご協力のもと、専門のプロに指導をいただき、加工技術を身に付けることが可能です。(加工技術習得のため、午前中は加工業者のもとで加工研修をし、午後から通常業務に戻ることで、業務に支障をきたすことなく技術習得をすることも可能です。)
【事業所概要】
事業所名:安藤建設株式会社 野波瀬養殖場
(安藤建設直営)
住 所 :山口県長門市三隅下野波瀬3812-40
電話番号:0837-43-2407
事業内容:トラフグ・ヒラメ・ウナギの養殖、販売
事業所名:長州ながと水産株式会社
(安藤建設関連会社)
住 所 :山口県長門市仙崎2047-3
電話番号:0837-26-3101
設 立 :平成27年11月
事業内容:トラフグ・ヒラメ、ヒラマサ、マダイ、サバ等の養殖、販売
当社の養殖場についてより詳しくお知りになりたい方は、
ぜひこちらのページをご参照ください!
オンライン説明会申込フォーム
最後までお読みいただきまして誠にありがとうございます。
下記の通り、ここではお伝えしきれなかったより詳しい仕事の紹介や募集要項などを、オンライン説明会にてより詳細にお話しさせていただきます。
こちらは選考の有無問わずどなたでもご参加いただける説明会で、オンライン(zoom)を使って実施いたします。
※HPよりエントリーをいただいてから採用選考になります。
【お問い合わせ】
安藤建設株式会社
採用担当 安藤 雄紀
電話番号 0837-22-4067
Mail info@ando-const.com
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