オーガニックコットン|SGDsに繋がる自分の選択。
こんにちは。&love編集部のともみです。
「ちょっといい毎日になる、ちょっと素敵な一歩」をテーマに、SDGsや環境問題に視点を当て、取材をしました。
SDGsを難しいと思っているあなたへ、ファッションや日用品からおしゃれに取り入れられ、素敵な一歩へと繋がるお店をご紹介します。
純オーガニックコットンをつくり、明るい未来へ
今回私が訪れたのは、自由が丘の街中に佇む『メイド・イン・アース』さん。
ここは1995年、100%地球製をコンセプトに誕生した純オーガニックコットン専門ブランド。ベビー服や日用品、女性用製品、ファッション用品、タオル、寝具など様々なジャンルを取り扱っているショップです。
もともとは広告企画制作の会社を経営しており、とある仕事をしていた時に出会った方がきっかけで、「子どもたちの未来を笑顔にできる環境にしたい」「心地よい暮らしを提案したい」という思いから、オーガニックコットンの道を進み始めたそうです。
なぜ、オーガニックコットンに視点を当てたかというと、「コットン自体が昔から好きで、でもそんなコットンには農薬や化学肥料がたくさん使われていることを知ってしまったから」だそう。約27年前くらいに化学的なものを使わないオーガニックコットンの心地よさを知り、広めていきたいなというコンセプトが浮かび、自分たちでやっていこうと決め、『メイド・イン・アース』が立ち上がりました。
オーガニックコットンと純オーガニックコットン
そもそもオーガニックコットンとは何なのか、簡単にご紹介します。
オーガニックという名がついている通り、有害な農薬や化学肥料を使わず、太陽や大地などの、自然の恵みのみで栽培されたコットンのことを指します。オーガニックコットンを名乗るには、第三者認証機関によって世界の基準をクリアする必要があります。
ただ、ここからが重要なお話。
オーガニックコットンはあくまでも繊維の原料である農作物までの認証なので、原料にオーガニックコットンを使用していても、糸や生地、その他製品加工の途中で化学薬品が使われていたり、化学染色しているものも、オーガニックコットン製品と呼ばれ、本当の意味でのオーガニック100%とは言えないことが事実です。
例えば洋服の生地がオーガニックコットンでも、糸などが違うものだと肌がデリケートな人だと、肌に与える影響が大きいですよね。実際に、そんなことがあって、全てをオーガニックコットンにして商品をお届けしているのが『メイド・イン・アース』さんです。
「環境にももちろん、素肌に優しいものをつくりたいから、全製品化学薬品を使わない。最後までふわふわを届けたい」とブランドマネージャーの前田さんはお話してくださいました。
全てを天然にすることで、生産から消費までSDGsにも関わっていて、選ぶだけで環境の保護にも繋がっている素敵な製品がたくさんここにはあります。
ここで、『メイド・イン・アース』さんの一番のおすすめ商品「布ナプキン」のことを少しお話しします。
布ナプキンって、抵抗がある方がほとんどではないでしょうか。でも、布ナプキンは、生理痛や肌のトラブルで悩んでいる人に一度お試しいただきたい商品です。
温かく守られている感じになり、安定感抜群。温もりを感じられるので、前向きになったり性格が明るい方向へ変わる方もいるそうですよ。
他にも、写真(下)のようなかわいいお洋服やマスク、靴下、ベビー服などだくさんのナチュラルな商品がたくさんありました。
純オーガニックコットンとは知らなくても、とてもおしゃれで素敵な商品で溢れていました。もちろん素材も優しい。ずっと使い続けていきたい商品ばかりです。
今回の取材では、ファッションや日用品に視点を当てていたのですが、お話をお伺いした後には、自分が触れるもの全てに、「誰がつくっているのかな」「どの場所でつくられたものなのかな」だったり、「生産者さんの想いを知りたい」という想いが溢れてきて、ひとつひとつのものを大切にしたいなと感じました。
この記事をお読みくださっているあなたにも、そう感じていただけると嬉しいです。
ひとつのをずっと使い続ける、自分を大切にすること、そして誰かを大切にすることが環境を優しくすることだったり、SDGsに繋がっていくのだなと感じた取材でした。
ひとつひとつ、自分のため、大切な誰かのために自分が選択する。その選択で未来が明るくなると嬉しいです。
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