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【映画感想】聖なる鹿殺し(2018)
ヨルゴス・ランティモス監督とコリンファレルの不穏系タッグ二作目。
ロブスターよりもメンタルやられる系サイコサスペンス。
コリンファレルの不穏感やば。ロブスターは不穏さに加え不条理ファニーみたいな感じがあったけど、今回はストレートにモラハラお父さん。
それに負けない家族の釣り合いの取れた不穏さ、そして謎の青年・バリー・コーガンの不快な狂気の名演技。
良く考えたら結局なんやねんアレ!どゆこと?ってなるんだけども、それ以上のドロドロモヤモヤバイオレンスの力技がすごすぎて疲れちゃうので、まぁいいか…と見逃してしまうほどのディストピア感がちょっぴりレトロオシャレなのは監督のセンスですね。
後から、神話オマージュ作品と聞き、まぁそういう神々のアレかもね、不条理だもんね、監督ギリシャの人だしなるほどね、とこれまた強い圧を感じてしまいました。