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【映画感想】鳩の撃退法
同名の長編ミステリが原作で、小説ならではであろう手法を映像で表現した意欲を感じる作品。イマドキ邦画にありがちな説明つめこみ親切感がうすめで◎。
主演の藤原竜也氏はいつものすーぐボッコボコにされちゃう安定のクズ男。逆に安心するよ(笑)他キャストもいい仕事してますが、個人的には岩松了がオシャレキュートな小悪党で嬉しかったです。かわいい。岩松了は脚本も好きだけど俳優としても好きなんだよな…。
考察好きにはもちろんおすすめですが、考えすぎないという楽しみ方も可能な良質エンタメミステリ。
あと…
ネタバレすぎるのもアレなんですが…エンディングで井上陽水「氷の世界」が流れるの（しかも、音楽担当のKIRINJI・堀込高樹さんのカバー）、これがもう最高に良かった！！あの昭和なメロディーラインに意味深な歌詞！使い方うますぎないか…。
ストーリーと映像と音楽の組み合わせは映画の醍醐味だけども、最近では一番良かったかもしれない。（井上陽水好きフィルターあり(笑)）
ここのところだけもう一回見よ。