【映画感想】バッファロー６６’(1998)

90年代ミニシアター系の人気作・バッファロー’６６。
サブカル好きとは言え、作品までは見たことがなかった（でもヴィンセントギャロは知ってる）ので、友人に勧められたのを機に視聴。

うん、ヤンデレで共依存なふたり、かわいかったです。ホント。
ヴィンセントギャロの残念なイケメンぶりもこじらせぶりも病んでる感もすごい解像度でかわいすぎる。マニュアル運転できなくてキレちゃうとかなんなん…かわい…。
クリスティーナリッチの危うすぎるピュアなビッチ設定もビジュアルも最高。タップダンスのシーンなんて、悪い男が行列作るでしょうよ！人に見せたらダメだよ！な破壊力。
（解釈違いだと申し訳ないんのですが、令和のぴえん系イメージ）

おかしなオブラートに雑に包まれた実家シーンは、オールドムービー風なミニシアター系カメラワークと絶妙に見え隠れするヤバさのバランスが良かった。

絵的にかわいさを訴えてくるモーテル内の構図もあざとく、ラストのうかれっぷりもパーフェクト。多分無理だろうけど、幸あれ！と願わずにおれませんね。

令和にもウケるよと思っていたら、数年前にリバイバル上映があったそうで。当時ほどではないかもだけど、令和のサブカルキッズたちも大満足でしょう。