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俺たちの箱根駅伝 上 池井戸潤

古豪・明誠学院大学陸上競技部。
箱根駅伝で連覇したこともある名門の名も、今は昔。
本選出場を2年連続で逃したチーム、そして卒業を控えた主将・青葉隼斗にとって、10月の予選会が箱根へのラストチャンスだ。故障を克服し、渾身の走りを見せる隼斗に襲い掛かるのは、「箱根の魔物」……。
隼斗は、明誠学院大学は、箱根路を走ることが出来るのか?

 面白いです。
続きが早く読みたいです。
 学生連合に焦点を当てるなんて、凄いことだ。
確かに、一人一人にドラマがあって、何もない人なんでこの世に存在しない。
 だからこそ愛おしい。

本のラスト。
解かってはいたが、「よっしゃ!!」と心の中でガッツポーズが出ました。

 思えば、今年のお正月の箱根駅伝は、青山学院の独走状態で、本を読みながらテレビで観ていました。


 だが、選んだ本が悪かった。
内容は素晴らしいのですが、正月に読む本としては適切ではなかった。

 青山学院がフィニッシュテープを切るころ、井上嘉浩死刑囚の死刑が執行され、重い気分になってしまった。


 とにもかくにも、早く下巻が読みたいです。

 この二冊はおすすめです。


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