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もしあと一年で人生がおわるとしたら?小澤竹俊


 読んでいて

ネイティブアメリカンと交流のある女性詩人が
彼らの死生観を表現した詩を思い出した。

今日は死ぬのにもってこいの日だ。

生きているものすべてが、わたしと呼吸を合わせている。
すべての声が、わたしの中で合唱している。
すべての美が、わたしの目の中で休もうとしてやって来た。
あらゆる悪い考えは、わたしから立ち去っていった。
今日は死ぬのにもってこいの日だ。
わたしの土地は、わたしを静かに取り巻いている。
わたしの畑は、もう耕されることはない。
わたしの家は、笑い声に満ちている。
子どもたちは、うちに帰ってきた、
そう、今日は死ぬのにもってこいの日だ

  あの世には何も持っていけない。
お金も家も、車も 時計も 宝石も
何もないも持ってはいけないのだ。

 私の家にいたチワワが死んだ時
ワンコが大事箱に集めていた、ワンコの宝物
(ひも 段ボールのはしきれ 片一方の軍手etc)
    全部置いて死んでいった。

 でも、あの世に持っていけるものが3つだけある。
   それは、学問と経験と信仰心だ。

 そのような事に思いを馳せるそんな本でした。
 おすすめです。


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