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心療内科医の言葉#4「安心の場所ではない」/娘の味方
2回目の診察で医師に言われた。
「娘さんにとって、(家が)安心の場所だと感じることができていない」
カウンセリング
3週間に1度の心療内科の通院には、娘と私と主人の3人で通っている。
医師の診察の前に、心理士さんとのカウンセリングがある。
3人一緒でもいいと言われているけど、娘の希望で娘と私たち夫婦、別々でカウンセリングを受けている。
順番も決まっていないけど、毎回娘が先で私たちが後。
30分づつ、合計1時間。
毎回、何かしらの話したいことや問題だと思っていることがある。
心理士さんは、先に聞いた娘の話しを具体的には言わず(守秘義務のため)、分析をしつつ私たちの話しの中に娘の気持ちや状況、娘が私たちには言いにくいことを混ぜて話してくれることもある。
そして、多くの場合、すごく褒めてくれる。
「よくやってますよ!」
「取り組んでることが、少しだけど形になってきてると思いますよ」
その言葉に何度も励ましていただいた。
『よかった』『大丈夫かもしれない』と。
診察
そして、その後に医師の診察。
こちらも、娘の希望で娘が先で、私たちは後。
心理士さんに話した内容が事前に伝わっているはずなので、それ以上に何を話したらいいかと毎回迷う。
若い先生だけど、緊張する。
先生は、娘の言動の奥の気持ちを、分析という形で代弁し、娘の気持ちの理由が私たち親の、家族のどこにあるのか、過去の出来事の何にあるのかを指摘される。
そして、「だから、娘さんはしんどさを感じているんですよ。」と。
そういう時、先生は目つき鋭く責めるような顔つきにもなる。(気がする)
でも、そんな医師の姿勢に、実は私は安心を感じる。
そして、2回目の診察で
「娘さんにとって、家の中が安心できる場所ではないんでしょうね。」
と言われた。
ちぐはぐ
よく聞く「安心できる場所」という言葉。
ず~っと、考えてきた。
医師に言われる以前から、娘に対してうっすら感じて考えてきた。
このnoteを書きながら、私の頭の中はまた。
お金の問題、友人関係、大学休学・・・・。
ここ数年、露になる娘の問題が大きすぎて、絡み合っている全てに対応することで精いっぱいだった。
『私たちしか、解決できない!
ちゃんとしてあげないと!
あの子を引き戻してあげないと!!』
特性について勉強して、どんどん私たちのペースで、考えで進んでいこうとした。
『「できない」なら、できるように!
「わからない」なら、わかるように!!』
3人の子育ての中で、生活の中で、
『娘の言動を全て受け入れるわけにもいかない。
きょうだいもいるんだから。
親としての望みや希望もある。』
寄り添っているはずなのに、娘と上手くいかなかったりまた問題が起きると、そう夫婦で話して自分たちは正しい、と思ってきた。
はぁ~・・・。
自分に困っている娘を見るのではなくて、見えている問題の解決ばかりを急いでしまう。
問題が起きて、怒って、言葉をぶつけて、お互い泣いて。
でも、またいつもの時間が戻れば、気持ちが通じて修復できていると思っていたし、思いたかった。
娘は諦めを重ねていたのかも。
安心なんて。
カウンセリングも診察も、私たちと一緒に入ることなんて。
問題が問題な私たちと、自分に困っている娘。
でも、娘のため、と思っていた。
ちぐはぐ。
と、このnoteを何度も何度も書き直しながら、考えている。
これまでの自分のnoteを見返して、自分を考えている。
以前、ある方からいただいたコメントから「ん?」と。
感謝です。
医師と心理士さんに娘の受取りには強い偏りがあると指摘されていて、抱えている問題は問題として解決はしないといけないけど、ほんの少し目の曇りが取れてきたように感じます。
未熟な私だから、なかなかうまくはいかないかもしれないけど。
また、同じことを繰り返すのかもしれないけど。
そして、もうひとつ、気になっていること。
それは、娘と主人の関係。
(このことは、別でnoteを作成中。考えは、行きつ戻りつ・・・。
まとまらない)
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