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自己主張強めの「兄弟」
先日の、ミクシィ掘り出し日記が思いのほか好評でした(たぶん)ので、「二匹目のドジョウ」をねらってあれこれ探してみました。😁私の場合、食べ物か鉄道ネタが日記の大半を占めていることがわかり・・・💦ということで、困ったときの食べ物ネタで行きますかぁ。(2008年の日記より再編集)
英国発祥のアレと似てる
![](https://assets.st-note.com/img/1681572765439-K9srlRc3XV.png?width=1200)
以前、英国の食べ物ネタで「マーマイト」なる怪しい(?)商品を紹介しましたが、それに似たオーストラリア産の「ベジマイト」を購入しました!輸入食材店はもちろんですが、最近ではスーパーでも置いてることがあります。
ピーナッツバターやジャムとほぼ同じ値段だけれど、かなりマズイと評判なので購入を躊躇していました・・・が、たまたま半額になり、ようやく踏ん切りがつきました。
『英国やオーストラリアの「国民食」と言われる
食べ物って、どんな味がするんだろぅ??』
![](https://assets.st-note.com/img/1681572213098-deudQtlufd.jpg)
黄色に赤のラベルには「CONCENTRATED YEAST EXTRACT」と書いてあります。濃縮&エキスだなんて、それだけでかなり濃いーとか、きっつーい食べ物ではないかと想像してしまいます。
で、フタを開けてみると、チョコレートクリームのような黒い塊がたっぷり。当然、視覚だけでは見当がつかず、臭覚による確認作業へと移ります。
![](https://assets.st-note.com/img/1681572239522-48VY09jXNq.jpg)
臭いはというと、うーん、ビール酵母のような感じ?(酵母だから当たり前か)言い換えれば「エビオス錠」かなぁ(これもビール酵母が原料だよーっ!)。ようするに、酵母の香りが強いってことやね。
![](https://assets.st-note.com/img/1681573732909-BCGIAcvySP.png)
さあ、ここまでくれば、一般的な食べ方としてとりあえずトーストに塗ってみよう。
一口含んだ印象は・・・
『とにかく塩っ辛ぇ~!!』😱
発酵食品のくくりでみれば、日本の味噌みたいなモノかもしれないけど、とにかく塩辛くてそのままじゃあちょっと厳しい。でも、アンチョビペーストっぽい感じもするから、サンドイッチとかパスタとかの下味(?)としては使えるかもしれないなぁ。
と想像して、実際パンに塗ってハムやらレタスを乗せて食べると、ちょうどいい塩梅になりました!
この日記をお読みになって、それでもチャレンジしてみたい!という勇気のある方は、ぜひお試しあれ。👍
* * *
自己主張強すぎ「マイト兄弟」
![](https://assets.st-note.com/img/1681572765439-K9srlRc3XV.png?width=1200)
さんざん脅しておいて、お試しあれ!っていうのは、いささか無責任な気もしますが、ホントに自己主張の強い食べ物なので、ベジマイトを単体で食すのはどう考えてもムリがあると、今でも強く信じています。
ちなみに、英国にも「マーマイト」という国民食があり、原料はほぼ同じですが、製造方法が違うため味や食感が異なるそうな。マーマイトは赤黒い見た目なのに対してベジマイトは漆黒色だったり、マーマイトは水分量が多くてジャムのようだけど、ベジマイトはやや硬めだとか・・・
第二次大戦時には、ベジマイトがオーストラリア軍の携行食として採用されたほど、栄養価的にはビタミンB群が豊富らしい・・・けど、ワタシ的には「マイト兄弟」(誰かが名付けてました)の違いがどうでもよくなっちゃうほどの衝撃しかなく。
『ホントに国民がこぞって食べるモノなの?』
それぞれの国でも好みが分かれるそうで、両者(賛否)の対立を解消しようと考えたのか?(知らんけど)、ベジマイトを使った新しいレシピの考案も散見されます。
トーストやクラッカーに塗る、よくあるレシピにとどまらず
・肉料理のマリネ液に使う
・スープの素に使う
・煮込み料理の隠し味に使う(カレー、肉じゃがなど)
みたいに、マイト兄弟の知られざる一面を紹介しているサイトもあります。いろんなレシピが発明され、日本人の味覚が喜ぶ日が来ることを、一個人として心待ちにしています。